<2022年73杯目>
昼の2時。E氏が私の職場に押しかけてきて言った。「Ramen FeeLに食べに行きましょう!」
「え?」「え?」
普通、そうなりますよね・・・(絶対ムリゲー)
不思議なことに1時間後、なぜかそこに居た。
ちなみに「Ramen FeeL」は、あの「飯田商店」公認独立店で、昨年の2021年TRY新人大賞(他多数)受賞店です。
まずは、”ファストパス制”について。
簡単に言ってしまうと、予約制です。
毎朝7・8・9時ぴったりに、予約券を配布しています。(10時以降は、完売まで配布。)
指定の時間にお店に戻り、お店の方の誘導に従って、ラーメンを頂くシステムです。
予約制なのは良いのですが、ファストパスを取得してから集合時間まで、何もない山奥で、いかにして時間を潰すかが悩みの種です。
※混雑状況によってはファストパスなしで、食べれる場合もあります。
さて、今回私たちは無謀にも、”完売”していたら即死亡の、ファストパスなしの突貫訪問です。
15時ちょっと前の到着で、15:20分の回(最終回)が、残り残数6杯でした。(怖い怖い怖い!)
時間の少し前になると、店内から女性が出て来て、注文を訊きに来ます。
初回でしたので、「わんたん入り醤油らぁ麺」1350円を注文。
サイドの「炙り肩ロース焼き豚」も注文すると、「希少部位!!国産三元豚シキンボウ焼豚」があるとのことでしたので、そちらを頂くことにしました。何だか得した気分です♪
席に通されると、マットに割り箸が、予めセットされています。
さすがに、お店の方の接客や雰囲気は、とても良いです。
しばらく待って、恭しくラーメンが運ばれてきました。
具は、チャーシュー、ワンタン、メンマ、三つ葉、が添えられています。
ちなみに、醤油らぁ麺用の丼には、飯田家の家紋が入っています。
チャーシューは2種類。
説明によると、焼き豚は「国産三元豚シキンボウ焼豚」で、もう一方は「香り豚」のバラチャーシューです。
「シキンボウ焼豚」は、しっかりめの歯ごたえで、肉の旨味が詰まっています。
「香り豚」のバラは、小ぶりでしたが、脂のとろけ具合が堪りませんでした。
ワンタンは、2個入ります。ぷるるんとした衣ののど越しと、プリプリのお肉の食感が、実に美味しい。
スープは、比内地鶏や黒さつま鶏などの地鶏に、ゲンコツなどの出汁を重ねているそうです。
さらに、合わせるタレは全国から取り寄せた10種類以上の醤油を使用しているという拘りよう。
深いコクと香りが、後を引く美味しさです。
麺は、平打ちの自家製麺です。
とても柔らかいニュルっとした麺で、しなやかさがあります。スープを纏った爽やかな啜り心地が、私の胸を躍らせた。
「シキンボウ焼豚」は、別皿で3枚載ってきます。
弾力のある歯ごたえと、お肉の濃密な味わいが際立っています。もちろん、絶品です。
そこそこのお値段ではありましたが、ラーメンはとても美味しかったですし、お店の雰囲気も良く、大変満足出来ました。
同時に、ラーメンが人に与える喜びは、店主が自分のラーメンに込めた情熱の賜物である、と感じました。
3時間後、何事もなかったように職場に戻ると・・・
遠くから私を見据えた社長の震える唇が、”クビだ。”と動いた気がした。
満足度:★★★★☆
店名:Ramen FeeL
所在地:東京都青梅市梅郷4丁目695ー1
ジャンル:醤油、塩、つけ麺
麺:自家製麺
最寄駅:JR青梅線「日向和田駅」
営業時間:
(通し営業)11:00~16:00
定休日:水曜日・木曜日
オープン日:2021年2月28日
駐車場:あり(店舗前2台・店舗隣10台)
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:カウンター5席、4人掛けテーブル3卓
Twitter:https://twitter.com/ramenfeel
Instagram:https://www.instagram.com/ramen_feel/
備考:「飯田商店」公認独立店。2021年TRY新人大賞受賞店。当日の 7時・8時・9時・10時に、店頭で予約券(ファストパス)を配布。(1名様にあたり、5名様分まで配布可能。)