限定「旅するラーメン」１１００円＋「麻婆丼」３００円＠口樂

＜２０２３年４０杯目＞

「居酒屋 口樂」・・・・

美味しそうやな・・・行きたいな・・・

でも、わたし、下戸（お酒飲めない人）だし・・・

「お酒飲めなくても、大丈夫ですよ！変な注文の仕方さえしなければ。」

え！？

え！？

（以下、リフレイン）

お酒飲めなくても大丈夫なら、今度食べに行きます♪

さて、本日は、巷で話題の「旅するラーメン」

どうやら、そのラーメンを食べたものは、日本に居ながらにして、４か国を旅することが出来るという、誠に嘘っぽいラーメンです。

掲示に従い、限定Fの食券を購入。

現金対応で、「麻婆丼（小）」も合わせて注文しました。

待つことしばし・・・

具は、チャーシュー、小松菜、アーリーレッド、ナルト、スライスしたライム、です。

チャーシューは、表面をこんがりと焼いた豚肉と、脂ののったバラの２種類。

いずれも美味！

ベースのスープは、鰹と煮干しの和風出汁に爽やかな青唐が香ります。

お箸を入れたら壊れてしまいそうなぐらいに、とてもとても、繊細な味わいです。

こちら”日本”。

添えられているライムをつぶすと”カンボジア”とのことですが、浸してあるだけで、すでにライムの柑橘の香りが漂っています。

それほどまでに、スープは繊細です。

別皿で、提供される海老味噌（向かって左）を溶かすと、”タイ”。

さらに、スパイストマト（向かって右）を溶かすと、一気に”メキシコ”へ

・・・順々に、味が変化していきます。

驚くべきことは、これだけ繊細なスープにも関わらず、味がまったく壊れない事！

絶妙な味のバランス具合、重なり具合で味が変化していくようにと、綿密に仕込まれています。

これは・・・深く、美しい余韻を残す傑作。

気が付いたときには、いつの間にか４か国の旅を終えていました。

満足度：★★★★★