「スパイスチキンとハーブつけ麺（200ｇ）」９００円+「鬼激辛」１５０円+「パクチー」１５０円+「チーズご飯」１８０円＠口樂

＜２０２０年２７４杯目＞

今日はTwitterで”明日から再開します”という告知を見ては、”あ？ん？”となった「口樂」に行ってきました。

いつの間に休業していたの？って感じです。

到着すると、店頭には”自家製麺”の幟がはためいていました。入口には”自家製手揉麺”の看板も備え付けられて、シックでお洒落な佇まいです♪

以前の殺伐とした雰囲気から一転して、温もりのあるイケてる感じのラーメン店といった趣に変わっていました。

これなら初めての方でもお店に入りやすいですね！

駐車場はお店から１０ｍぐらい離れた場所に４台分あります。

お店に入ると店主と助手さんが二人で切り盛りされていました。ウィークポイントだった接客に関しても癒し系の助手さんが居るので安心です。

さて、券売機を確認です。

メニュー構成が変わってしまったので、パッと見でどの食券を買えば良いのかよく分かりません。

恐る恐る店主に訊いてみたら優しく教えてくださいました！

そんなわけで、今回は「スパイスチキンとハーブつけ麺（200ｇ）」９００円+「鬼激辛」１５０円+「パクチー」１５０円+「チーズご飯」１８０円を注文です。

ところで、しばらく来ないうちに、お店の変更点が多々ありました。ざっと紹介していきます。

まずは営業時間です。昼の営業時間が１１：００～１５：００までと、今までよりも３０分長くなりました。営業時間の兼ね合いで食べに来られないことが多かったので、個人的にはこれが一番うれしい変更点です。

続いてテーブル席が増設されました。これからは向かい合ってカップルでいちゃついちゃってください！（店主の冷たい視線に堪えられるのなら。）

そしてカウンターが高くなりました。店主の調理する軽快な姿が見えなくなってしまうので、これはちょっと残念です。

理由を聞いてみたら「コロナ対策で。」とおっしゃっていましたが、果たして本当でしょうか・・・。

新たな注意書きもあります。

あと地味に、レモン水だったお冷が麦茶になっていました。

そうこう詮索しているうちにラーメンの着丼です。

具は、チキン肉、タマネギやパプリカの酢漬け、バジル、トッピングのパクチー、スープには、ジャガイモ、タマネギ、青物、などなど色々と入っていました。

「鬼激辛」も注文しましたが、せっかくのスパイスとハーブの香りが飛んじゃうから・・・と辛味はあとから追加してくれるとのこと。

美味しく食べれるように、こういう気遣いをしてくれるのは嬉しいですね。

早速、麺をスープに浸して頂きます！

スパイシーで爽やかなハーブの香りが絶妙に混ざり合い、深く、複雑で、力強い風味が生まれています。これは旨い！

手もみの自家製麺は、ピロピロとして奔放で軽快な啜り心地です。そしてスープを纏ったときに圧倒的な色気。

久々に食べる口樂は、やはり期待を裏切ることなく、単なる意外性を超えた味の凄さがありました。

美味し過ぎて、そのまま完食してしまいそうな勢いでしたが、途中で思い出したように「鬼激辛」を加えてもらいました。

するとどうでしょう・・・一気にキャロライナリーパーのフルーティーな香りで上書きされました。

なるほど・・・唐辛子の香りが強過ぎて、スパイスとハーブの香りが消えてしまいます。

辛味は味変アイテムとして、途中から投入するのが良さそうです。

それにしても「鬼激辛」は強烈に辛いです。喉の奥が絶え間なく燃えて・・・思わず「辛い！」と呻いてしまいました。

麺と具を食べ終わると「トマトスープ割り」で味変です。

さらに、そこから「チーズご飯」を提供してもらって、スープを注いでリゾット風にして頂きます。

辛いけど・・・旨い！

久しく忘れていた高揚が、私の心と体を震わせた。

満足度：★★★★☆（4.5）