限定「紀州鴨とぶどう山椒の冷やし（醤油）」１２００円＠鴨中華そば 楓

＜２０２２年１４５杯目＞

今日は、夏の限定第一弾の販売が開始したという「鴨中華そば 楓」に行って来ました。

提供の期間は、６／１５～７／１７の予定です。

ちなみに、ランチタイムには、楓大将の井ノ川氏もお店に入るとの事。

これは尚更、食べに行くしかありません♪

限定の案内は、券売機とは別途、ＰＯＰにて掲示があります。

指定の食券を購入して、店内へ。

厨房では、大将が、華々しく料理の腕を振るっているものと思いきや・・・

厨房は、お弟子さん達に任せ、

ご自身は、食べ終わった食器の片づけやお客さんの案内などに追われていました。

これも、大将のお人柄なのだな・・・としみじみと感じ入ってしまいました。

さて、しばらく待ってラーメンの着丼です。

具は、鴨のチャーシュー、すだち、白髪ネギ、カイワレ、大葉、など

チャーシューとスダチが整然と並んだ様は、とても綺麗です。

さらに、”緑のダイヤ”と呼ばれる大きく肉厚な”ぶどう山椒”が、一粒、二粒・・・と散らしてあります。

鴨のチャーシューは、炭火焼の香りと肉の旨味が出て、しっとりしていて、美味。

スープは、鴨と煮干し、昆布でとった、ひんやりと冷たいスープです。

レンゲで掬うと、山椒特有の強い香りが蔵の腑までしみ透るように鼻をつく。

少し酸味を帯びたスープは、繊細でみずみずしい美味しさ！

麺は、自家製のストレート麺です。

冷水で適度に締められた麺は、コシが強く、啜る度に、爽やかな美味しさを口の中に運んでくれます。

食べ進めると、すだちの香分子がゆっくりとスープに浸透していき、より酸味の効いたスッキリとした味わいに。

今日は涼しい陽気でしたが、暑い時分なら、もっと美味しく感じたことでしょう・・・

私はラーメンを啜りながら、しばしの幸福に酔った。

途方もない豊かさの宝庫であった。

満足度：★★★★☆