<2022年114杯目>
今日は新店、というか、新ブランドを立ち上げた「鴨福」に行って来ました。
「鴨福」の定休日である月曜を利用して、今後は、二郎インスパイアの「らーめん豚福」を営業されます。
営業時間は、11:30~20:00頃までの通し営業です。
(売切れ次第終了)
もちろん、店主は、鴨福の店主が営業されています。
暖簾もしっかりと「豚福」です。
さて、店内に入ると、席にはあらかじめメニュー表がセットされています。
メニューは1種類のみ。
麺量は、”200g”か”300g”で、価格が異なります。
トッピングは、「チャーシュー増」200円、「ウズラ味玉」100円。
無料トッピングは、「ヤサイ」「アブラ」「ニンニク」「カラメ」です。
サイドメニューとして、「ライス」100円、「アブラネギ丼」300があります。
今回は、「らーめん」800円とトッピングを全マシにしました。
しばらく待って、ラーメンの着丼です。
具は、チャーシューが2枚、ウズラ味玉、キャベツ、もやし、ネギ、ナルト、カイエンペッパー少々。
無料トッピングのニンニク、アブラも入ります。
「カラメ」は、味の濃さをみるために、小皿で提供して下さいました。
チャーシューは、脂身の少ない肩ロースです。
2センチ程度の厚みがありますが、ふっくらと柔らかく、上質の肉の味わい。
スープは、こってりとした濃味がありますが、無化調らしく、上品で、嫌味がありません。
口あたりがとても軽やかで、二郎系にありがちな脂っこい不快な感じはありません。
このスープのなかには、きっと無数の神秘が隠されているに違いない。
麺は、自家製極太麺です。
ゴワゴワとした感じはなく、啜り心地を重視した、軟性のある麺です。
やや穏やかな作りですが、チャーシューや味玉が濃い目の味付けになっていて、全体的なバランスが良く、秀逸です。
途中で、別皿の「カラメ」(醤油ダレ)を加えると、醤油のキリッとしたコクが立ってきます。
ちょっと入れただけで、しょっぱくなりそうですが、湯浅醤油を使っているそうで、意外としょっぱくはありません。
(もちろん、全部入れれば、さすがに、ちょっとしょっぱい感じではあります。)
好みに寄るところが大きいと思いますが、ほとんどの方の好みに対応できると思います。
食べる人の年齢にも依るかと思いますが、私的(老人)には、好みでした。
二郎インスパイアの傑作だと思います。
店主は、ラーメンの中に、持てる才能と技術の粋を最高度に見せびらかしていた。
満足度:★★★★☆(4.5)
店名:らーめん豚福
所在地:東京都立川市錦町2丁目2ー19
ジャンル:二郎インスパイア
麺:自家製極太平打ち麺
最寄駅:JR立川駅南口/多摩モノレール立川南口駅
営業時間:
(通し営業)11:30~20:00頃
※月曜日のみの営業
※売切れ次第終了
定休日:なし
オープン日:2022年5月16日
駐車場:なし(近くにコインP多数)
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:7席
Twitter:https://twitter.com/butafukuz
備考:以前、八王子でラーメン店「鴨と軍鶏」、「鴨福」を営んでいた方のお店。和風BAR「星降る街角」間借り営業。自家製麺・無添加。火~土は「鴨福」。お会計は先払い。