限定「生姜鴨中華そば」１２００円＋「鴨スープ炊込みごはん」２００円＠鴨中華そば 楓

＜２０２１年３１２杯目＞

鴨中華そば楓”初”の限定らーめんが販売されると聞いて、颯爽と食べに行って参りました。

待望の”初”限定ラーメンです。これは食べ逃すわけにはいきません。

店頭には、年末年始営業のお知らせが掲示されておりました。

年内は３０日（ランチのみ）まで、年始は７日から通常営業です。

券売機には、本日の限定ラーメンの案内が。

限定「生姜鴨中華そば」１２００円。

なかなかの価格設定ですので、どんなラーメンが出てくるのか楽しみです♪

限定「牛すじ丼」は、残念ながら売り切れ・・・ならばと思った「鴨キーマ丼」も売り切れ・・・。

他を探すと「鴨スープ炊込みごはん」は残っていたので、本日はそちらに決めました。

こちらは、２００円とリーズナブルな価格設定です。

店内に入ると、店員さんが爽やかに元気よく出迎えてくれます。

席には既にランチョンマット、おしぼり、お箸、レンゲがセットされています。

高級感のある雰囲気に、何だか背筋がピンと伸びますね。

そして、いよいよラーメンが運ばれてくると、私はひどく喜んだ♪

具は、チャーシュー、メンマ、味玉、海苔、ナルト、ネギ、おろし生姜、です。

チャーシューは、鴨肉ではなく、意表を突く豚のチャーシューです。

バナーで表面を炙っており、ホロホロに柔らかい。とろけるような肉の甘み、香ばしい焼き色・・・。

スープは、長時間じっくりと抽出した鴨スープです。

鴨の力強い出汁に加えて、生姜のキリッとした風味が加わります。

レンゲですすると、口から入った旨味の雫が、喉を伝って、じんわりと身体の中に広がった。

そして、あまりの美味しさに、全身がぶわっと栗立った。

麺は、ライ麦を配合したという細麺です。

少し蕎麦っぽい感じのある、まっすぐに、伸び伸びとした麺です。

流れるような啜り心地で、ライ麦の香りが、ふわりと漂ってきます。

「鴨スープ炊込みごはん」は、鴨の風味が詰まった炊込み御飯です。

刻んだ鴨肉も乗っているので、咀嚼するにつれ、鴨肉の香りが舌の上に溶け出します。

もちろん、鴨のスープと合わせても格別な美味しさです♪

確かに高級志向の価格設定ですが、そのクオリティー、ホスピタリティー、手間などを考えると、価格以上の満足感がありました。

このうえなく洗練されていて、このうえなく美味しい一杯でした。

満足度：★★★★☆（4.5）