<2021年179杯目>
今日は都心で仕事があったので帰る途中に、高円寺にある「らぁめん山と樹」に寄ってきました。
いわずもがな、八王子の「らーめん楓」出身の店主が切り盛りされている人気店です。
お店に到着したのは昼の2時半頃。ピークを過ぎているにも関わらず、店頭には数人の待ちが出る程の人気ぶりです。
並んで待っていると、中から「楓」でお馴染みの、スマイルマネージャー(以下SM)が出て来ました。
噂では聞いていましたが、本当にこちらで働いていたんですね♪
期間限定は「冷やし中華」です。
酸っぱいのが苦手なので、SMに訊いてみたら、わざわざ小皿にスープを入れて持って来てくれました。
「こんな味です。」
味見してみたら・・・めちゃくちゃ酸っぱい!
ド・ストライクに私の苦手なやつです。(苦笑)
でも、ここまでしてもらって、やっぱり止めます・・・というのは、あまりに失礼な話なので「冷やし中華」を頂くことに決めました。
お店に入ると、店主は緊張しているような、少し強張ったような表情。(気のせいかもしれませんが。)
・・・トラウマ椅子。
脚が3本しかないので、重心が支柱を外れるとバランスを崩して転倒する可能性があるので注意が必要です。
そんなわけで、背筋をピンと伸ばして、意識を集中して椅子に腰かけます。
まるで「侍」にでもなったように・・・。
そして、はたと気が付いたのです!
そういうことだったのか・・・この椅子は、ラーメンに集中して食べてほしいという店主の愛情だったのだと!!
そうこうしているうちにラーメンの着丼です。
お皿が大きいので、見た目よりもボリューム感があります。
具は、チャーシュー2枚、玉子焼き、キュウリ、紫キャベツ、胡麻が振ってあります。
チャーシューは、低温チャーシューです。
柔らかくしっとりとしていて、噛み応えがあります。
かむほどに、弾力のあるお肉から、野趣いっぱいの肉の旨味が口の中に広がっていきます。
“頬落舌踊”とはまさにこのこと。
スープは、味見させて頂いた通り、酸っぱ味があって、あまり好みではありません。
ただ、和風出汁もブレンドされているので、ギンギンに酸っぱいわけではないので、トッピングや麺などを合わせて頂くと、美味しく食べれます。
麺は、太縮れ麺です。
カッチカチの弾力と強いコシがあります。
店主が氷水で、力いっぱい徹底的に締め上げていましたからね♪
キュウリのスライスなど、一般的な冷やし中華とは異なる切り方で、面白い食感が楽しめました。
冷やし中華も色んなパターンがありますので、食わず嫌いはもったいないですね。
食べるたびに色んな発見があります。
未だに、この”ラーメン”という無限の可能性を秘めた食べ物には驚かされるばかりです。
満足度:★★★★☆
店名:らぁめん山と樹
※店名はオーナー(井ノ川晴”樹”)と店主(冨”山”裕介)の名前を一字ずつあわせたもの。
所在地:東京都杉並区高円寺南5-21-7 高円寺マンション107
ジャンル:らぁめん(醤油、塩)/限定
麺:自家製麺(手もみ麺)
最寄駅:JR中央線高円寺駅
営業時間:
(昼の部)11:30~16:00
※ラストオーダー30分前
※コロナ禍の為、時短営業
定休日:月曜日
オープン日:2017年1月24日
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:カウンター9席
インスタグラム:https://www.instagram.com/ramenyamatoki/
備考:八王子のらーめん楓出身。無化調。2017年TRY新人賞しょうゆ部門第4位、つけ麺部門第3位。