「チャンポンメン」５５０円＋「チャーハン」５００円＠高社楼

＜２０２１年８９杯目＞

”ホンモノ”のラーメン好きと食べ歩くラーメンの味は、何と楽しく、愉快で、美味しい事よ！

一方で、自らの欲望や顕示欲を満たすため、周囲に不快を撒き散らしているだけの自称ラーメン好きの”ニセモノ”も多い。

”ニセモノ”とは極力関わらないように気を付けなければなるまい。

さて、本日は八王子の町中華シリーズということで「高社楼」に行って来ました。

とても年季が入って趣のある佇まいです。

節電の為、店内が暗くとも、ちゃんと営業しております。

私が入口の固く錆び付いたドアをガガガーッと横にスライドさせると、席に座って新聞を読んでいた店主が、驚いて椅子から落ちそうになっていた。

そんなに驚かなくとも・・・と思いましたが、こういう風景は町中華の”あるある”でもあります。

ちなみに、後から店主が教えてくれたのだけど、入口の向かって左側のドアはスムーズに開くのだそう。

まずは、献立表の確認です。

メニューが豊富です。そして、価格も安い！

そんなわけで「チャンポンメン」５５０円と、「チャーハン」５００円を注文です。

普通にラーメンとチャーハンを頼んでも合わせて１０５０円♪

卓上調味料は、ブラックペッパー、醤油、お酢、辣油、唐辛子、です。

しばらく待ってラーメンの着丼です。

ラーメンの上には、豚肉、もやし、タケノコ、ニンジン、白菜、ニラ、椎茸、ナルト、など野菜たっぷりの餡が覆います。

スープは、醤油ベースの味付けで、野菜から出た煮汁が混ざりあい、濁りがあり、野菜炒めのような風味です。

何と庶民的な味のするラーメンなのだろうか♪

麺は中華店によくある、柔らかく、ふにゃふにゃとした縮れのある麺です。

「ちゃんぽん」というよりもは、野菜たっぷりあんかけ醤油ラーメンといった方が近いです。

あくまで、ちゃんぽん風のラーメンですね。

チャーハンは、味付けはほぼなく、食材の味と油で炒めた香りが残るのみ。

そして、ご飯が固い。（個人的には嫌いではない。）

スープと合わせながら食べるのを前提としたようなチャーハンです。

綺麗ごとを抜きにすると、町中華の良し悪しは「ラーメン」と「チャーハン」でほぼ決まる。

満足度：★★☆☆☆（2.5）