<2025年325杯目>
今年も残すところ、あと数日となりました。
その数日の間に食べに行っておきたいと思ったお店の一つが「奇まぐれダンジョン」です。
昨年の当サイトの新店部門で見事に受賞を果たした、新進気鋭のお店です。
さぞ、お客さんで賑わっているだろうと思って2階に上がると・・・
店主が一人で、座していました。
しばらく雑談に花を咲かせていましたが、さすがにお腹がすいてきたのでメニューを見ようとすると、店主が衝撃的な言葉を発しました。
「え?ラーメン食べたいんですか?」
まえにも似たようなことがあった気がしますが、思わず「ここ飲食店だよね?何しに来たと思ってるんだよ!」と突っ込みを入れてしまいました。
さて、話を元に戻して、メニューを見てみます。
美味しそうなメニューが並びますが、麺類は「台湾牛肉麺」のみで、ラーメン好きとしては寂しいラインナップです。
しかも、「台湾牛肉麺」は既に食べていたので、他にないのか聞くとトマトを使ったラーメンがあるというので、それをお願いしました。
名前がまだないというので、その場で「蕃茄牛肉麺」と命名されました。
ほんとに変わった店主です。
ちなみに”蕃茄”とは、トマトをさします。
しばらくして、できたてほやほやの「蕃茄牛肉麺」が運ばれてきました。
スープには、デミグラスソースのように幾重にも重なった旨味ががり、その中心にトマトのコクと穏やかな酸味があります。
それは、ラーメンでありながらどこか洋食のような包容力を感じさせます。
主役は、角切りで惜しげもなく大量に入った国産牛肉です。
噛むたびに繊維がほどけ、赤身の旨味と脂の甘みがスープに溶け込み、絶品です。
そこに寄り添うのが、存在感のある「五ノ神製麺」の太麺。
力強いコシが濃厚なスープをしっかり受け止め、最後まで満足感を持続させます。
途中で、店主がライスを提供してくれました。
牛肉がゴロゴロと入っているので、ライスの方にいくつか乗せても、まだまだ余裕です。
そこに、うま味たっぷりのスープを掛ければ、即席の牛肉トマトスープ丼の出来上がり。
デミグラスのように重層的な旨味に、トマトのコクと酸味が溶け合うスープ。
そして、角切り国産牛肉と五ノ神製麺の太麺が食べ応えを生み、締めはライスで牛肉トマト丼へと昇華する、満足度抜群の一杯でした。
満足度:★★★★☆
店名:奇まぐれダンジョン
※ユーモアたっぷりの奇妙なお店
所在地:東京都八王子市横山町7-11燕京ビル2F
ジャンル:lunch/cafe/bar
麺:自家製麺、刀削麺→五ノ神製麺
最寄駅:JR八王子駅北口
営業時間:
(通し営業)11:30~21:00
定休日:水曜日
オープン日:2024年10月1日
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:8席(カウンター4、4人掛テーブル×1)
Instagram:https://www.instagram.com/kimagure_dungeon/
備考:時間別(11:30~ランチ、14:00~カフェ、18~バー)で楽しめる3つのコンセプト。※時間で明確に分かれているわけではありません。パターゴルフやボードゲーム、パチンコ台など懐かしい遊び心を解放できるお店です。コムロシャア、カイ。









