１２周年記念限定「１２貝貝王拳」１２００円+「牛豚トロ肉飯」５００円＠麺処 いし川【あきる野市】

＜２０２５年９７杯目＞

レジェンド、О氏、遠藤さん、八王子が誇るラーメン食べ歩きの達人とともに向かった先は・・・・

４月１２日で、１２周年を迎えた「麺処 いし川」です。

今年も例に倣って、１２周年ということで、１２種類の貝出汁を使った限定麺「１２貝貝王拳（じゅうにべぇかいおうけん）」が提供されます。

御三方を各々自宅までお迎えに上がり、１時間ほどかけて、お店に着いた時には、開店時間の１１時を少し回ったところでした。

外待ちはありませんでしたが、カウンター席と店内待ち席を合わせて１５人ぐらいがお店に入った後だと思われます。

席に着くと、店主がお客さんにお声掛けしています。

「先日も来てくださって」「いつもありがとうございます」etc

私には・・・

「会長さんも、周年には食べに来てくれて。」

（周年のときにだけ、のこのこ食べに来て、ほんとすみません！）

さて、長らく待って、ラーメンが運ばれてきました。

それを見た瞬間、あまりに綺麗な盛り付けに、魔法でもかけられたように幻惑された。

具は、鶏チャーシュー、ワンタン、九十九里産ハマグリ、イタヤ貝、春キャベツ、飾り蒲鉾、穂先メンマ、ネギ、です。

１２種類の貝は、アサリ、ホタテ、ホンビノス、シジミ、カキ、ハマグリ、つぶ貝、ルーム貝、赤貝、亀の手、ほっき貝です。

タレは、天然利尻昆布に３種の塩（ぬちまーす、粟国の塩、ひんぎゃの塩）を使っています。

麺は「五ノ神製麺」のピンク麺とたっぷり玉子を練り込んだ２色をブレンドした紅白麺です。

いまだかつて、これほど色鮮やかな麺をみたことがあるだとうか。

そして、スープを啜ってみると、なんという馥郁たる美味しさだろう。

１２種類の貝による、うま味の集中砲火！

あまりに美味しく、思わず手を合わせたくなるような慈しみに満ちている。

それでいて、どこか神々しい。

「牛豚トロ肉飯」は、国産牛スジと国産豚バラ軟骨をトロトロになるまで煮込んでいます。

ご飯と一緒に口に中に入れると、柔らかく煮込まれた脂が口の中で、とろけます。

もちろん、スープともきっちり溶け合います。

作品の世界観が隅から隅まで完璧なまでに出来上がっていて、これを超える作品には、そうそう出会えそうにはない。

食べ終わって、レンゲが”睡蓮”であることを伝えると、「大当たりです！」と店主。

何か特典でもあるのかと思い、胸が高鳴ったのですが、そういうものはもちろんなかった。

満足度：★★★★★