「鴨中華そば（醤油）」１１３０円＠鴨中華そば 楓

＜２０２３年２４３杯目＞

暗闇の中で、そのお店は誇らかに孤高を持し、ひそやかな輝きを放っていました。

鴨ラーメン専門店「鴨中華そば 楓」。

確か、美味しそうな限定をやっていたはず・・・と思いましたが、既に売り切れでした。

そんなわけで、久々にレギュラーの「鴨中華そば（醤油）」を頂くことにしました。

こちらのお店は、接客も丁寧なので、安心感もあります。

さて、ラーメンの着丼です。

具は、鴨チャーシュー、豚チャーシュー、つみれ、焼き葱、メンマ、ねぎ、など。

”キャビア”っぽいのが、添えてあると思ったら、山椒でした。

他のお客さんからも、よく訊かれるそうです。

久々に食べるので、内容も変わっていました。

例えば、”つみれ”は、特製にしか入らなかったと記憶していましたが、お店の方に聞くと、やはりその通りで、特製にしか入っていなかったのが、通常のラーメンにも入るようになったそうです。

鴨肉に、豚チャーシュー、つみれまでも入ってくるので、お得感がありますね。

香ばしく焼き上げた葱が、とろっとした舌触りで、何気に美味しいです。

券売機を見ると「焼き葱」トッピングもあるのですね。今度試してみようと思います♪

スープは、紀州鴨を丸ごとさばいて、長時間じっくり炊いて旨味を抽出しています。

”豊潤”という言葉がふさわしいぐらいに、奥深いコクと、香りがあります。

麺は、「北海道産 春よ恋」「岩手県産 もち姫」をブレンドした自家製麺です。

スープと一緒に啜り込むと、華やかな香気が鼻腔を抜ける。

ラーメンを通じて感じる美味しさ、香り、そして、感動・・・

鴨の旨味と上質な香りをふわりと立たせた、見事な一杯でした。

満足度：★★★★☆