「弥栄特製 台湾ラーメン」７８０円＋「追い飯」１２０円＠中華そば 弥栄

＜２０２１年１１５杯目＞

ベルセルクは「蝕」に至るまでの過程が秀逸でした・・・謹んでお悔やみを申し上げます。

失ったものの喪失感を埋めるように、今日はラーメンを狂おしく求めた。

・・・西八王子にある「中華そば 弥栄」に訪問です。

緊急事態宣言中ですので、時短営業です。

３密回避のため、”満席によりお並びの際は、お店の外でお待ち下さい”とのこと。

今回はもちろん告知のあった「弥栄特製 台湾ラーメン」７８０円を頂きます。

そして、オススメの「追い飯」１２０円も合わせて注文です♪

ちなみに、ラー油をちょっと足すなどの辛さ調整は出来るそうですが、まずは店主が決めたそのままの味で頂きます。

しばらく待ってラーメンの着丼です。

具は、チャーシュー、挽肉、ニラ、ネギ、鷹の爪、です。

挽肉だけではなく、チャーシューも入っているのが、ラーメン専門店らしいところ。

チャーシューは何だか、仄かに良い香りがします。

薫香かなとも思いましたが、店主の話では良質の醤油に変えたので、そのせいではないかとおっしゃっていました。

スープからは、辣油とニンニクの香りが漂います。ニンニクのキツイ感じの匂いではなく、食欲をそそる反則級に良い香りです。

辛味は、”辛い”とは感じない程度のピリ辛。

挽肉にはチャーシューの細かい切れ端も混ぜられており、芸が細かく、スープの中で旨味を解き放つ！

ニンニク、ニラが入っていますが、大味にはならず、ニンニクやニラの風味と繊細な味とが完璧に調和しています。美味しいです♪

麺は細麺でストレートです。スープとひき肉などを絡めて啜れば、これはもう堪らない旨さ。

すべての風味が混ざり合うようにゆっくりとよく噛み、味わう。

麺を食べ終わると、スープとたっぷりの挽肉が残ります。

それをマグカップで提供された「追い飯」に注ぎます。

卵黄が添えられているので混ぜ合わせると、卵黄のコクが全体に混ざり合いまろやかに♪

アクセントに卓上のブラックペッパーを振りかけ、ピリッとした刺激を加えれば、もう絶品だ！

「弥栄特製 台湾ラーメン」７８０円に「追い飯」１２０円は、価格の面でも良心的です。

この価格で、このクオリティーは店主の努力の賜物でしょう。

店主のラーメンに対する強い情熱・・・

その情熱から、美味しいラーメンをより美味しくすべく、さらに情熱を注いでいた。

満足度：★★★★☆（4.5）