<2020年186杯目>
今日は久しぶりに八王子を離れて東大和市にあるラーメン店「東大和ラーメン 大冬樹」に行って来ました。
とりわけ昨年頂いた「金目鯛の冷製麺」の印象が鮮烈で、今年もどうしても食べたくなりました。
仕事終わりに車を飛ばしてお店に到着。
店頭のPOPには新しく「マグロ白湯ラーメン」が加わっていました。
まだ未食だったので”マグロ白湯”にも心惹かれましたが、初志貫徹「金目鯛の冷製麺」を頂くことに決めました。
しばらく待ってラーメンの着丼です。
具は、チャーシューが2枚、味玉(半分)、メンマ、海藻、岩海苔、揚げネギ、です。
一つ一つの食材が綺麗に盛り付けられ、ラーメンを美しく飾り立てています。
見た目は昨年とほぼ同じですが、何かが微妙に違います。
スープは、動物系食材は一切不使用。水と金目鯛と海産物を丁寧に炊き、臭み、えぐ味が抑えられています。
鮮魚を思わせる金目鯛の風味はやはり鮮烈です。一方で、鮮魚特有の嫌味を感じさせるところが一切ありません。これが凄い!
そして、スープを啜って居るときに感じる何かを焦がした様な香ばしさ!
このスープを一段と奥深くしている香ばしさの正体は一体何だろうか。
連れが言うには「骨を焦がしているんじゃないか」とおっしゃっていましたが真相は不明です。
冷水て絞められた麺は、極細麺を使用しており、上品で極め細やかなスープをしっかりと持ち上げてくれます。
猛暑によって食欲も減退する時分ではありますが、驚くほどにスルスルと胃袋に収まって行きます♪
お世辞でも何でもなく、このラーメンなら4~5杯は軽く食べれる自信があります。心も体も癒される程に美味しいです。
途中で、唐辛子を泡盛に付け込んだ調味料”こーれぐす”を数滴垂らして味変です。
基本的に調味料は入れない派なのですが、これは別です。
スープの趣がガラッと変わるのですが、味が落ちることはなく、うまい具合にスープに馴染むのです。
これがまた美味しいですね!
名残惜しさを感じましたが、最後の一滴までスープを飲み干して完食致しました。
私のような素人には到底及びもしない匠の技がこの一杯のラーメンの中には散りばめられているように感じました。
大冬樹の「金目鯛の冷製麺」は、鮮魚系冷製麺の中でもトップクラスの美味しさだと思います。
満足度:★★★★☆(4.5)
【店舗情報】
店名:東大和ラーメン 大冬樹
ジャンル:「海」をコンセプトにしたラーメン
麺:大成食品
所在地:東京都東大和市中央4-962-12 エクセル中央102
最寄駅:多摩モノレール桜街道駅
営業時間:
(昼の部)11:00~21:30
定休日:水曜
駐車場:あり(店舗前8台)
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:19席(カウンター7席、4人がけテーブル×3)
オープン日:2016年2月2日
Twitter:https://twitter.com/daitohki
備考:モットーは「親子三世代愛されるラーメン」