「鶏と朝鮮人参と漢方の健康ラーメン」１８８０円＠中華料理・薬膳 ぱんだ

＜２０２５年２５２杯目＞

頭痛が酷いので病院に行くと、先生から食生活を聞かれたので、「毎日ラーメン食べてます。スープも飲み干してますよ。」と答えたら・・・

先生が、急にパニックになって、「けっ、血圧を測るので、腕をめくって下さい！」というので、腕をめくったのだけど、テンパり過ぎてたのか、めくったところじゃなくて、めくりあげた服の上から血圧を測り始めたので、何のために腕をめくりあげたのかと思いました。

そんなわけで、レジェンドが苦節１０回目の訪問にしてようやく食べることが出来たという、幻のラーメンを求めて「中華料理・薬膳 ぱんだ」に行ってきました。

夜の８時過ぎに訪問しましたが、店内に一人もお客さんが居なかったのは、なぜなのか釈然としません。

メニューを片手に、ドキドキしながら、お目当ての「鶏と朝鮮人参と漢方の健康ラーメン」を注文すると、オーダーが通ったので、ほっと胸を撫でおろしました。

ちなみに、シェフは薬膳中華マイスター”の資格を持つ数少ない料理人です。

しばらく待って、ラーメンが運ばれてきました。

小さく刻んだ鶏肉、クコの実、ニラ、溶き卵などが入っています。

スープからは、形容しがたいのですが、植物の根っこのような、薬草のような、どことなく健康に良さそうな匂いが漂っています。

この枝のようなものは、朝鮮人参でしょうか。

食べてみると、ものすごく苦いです。

あまりに苦さに思わず、眉や口を歪めてしまうほど。

（食べるものだったのだろうか・・・）

決して不味くはないものの、かといって、美味しくもない不思議な味わいです。

ちなみに、薬膳の効能的には、頭痛が治ったような気もするし、健康に一歩近づいた様な気もします。

評価が難しいのですが、美食の観点からはともかく、健康面から考えたら、とても貴重な一杯だと思います。

まるで体が“ありがとう”と言っているようだった。

満足度：★★★☆☆