「２周年限定麺（醤油）」２０００円+「炭火香る軍鶏脂の和え玉」３５０円＠麺庭つむぎ【大和市】

＜２０２５年１０９杯目＞

八王子が誇るラーメンを食べる側のレジェンド大志氏、О氏、遠藤さんを「麺庭つむぎ」の２周年にお連れするという大役を仰せつかりました。

仕事終わりの疲れた体に鞭打って、雨の降る夜道に車を走らせます。

まだ半分も行かないところで、皆が口を揃えます。

「遠いなぁ・・・」

そんな流れで、ラーメンを食べに行くのに何分ぐらいが許容範囲かとい話題になって、片道１時間以上かかるのはキツイという話で落ち着きました。

個人的には、片道３０分がいいところです。

そんな話をしているうちに、お店に到着です。

雨が降っていたというのもあるでしょう。

店頭には４人の並びがあるだけで、そんなに並ばなくて済みました。

こちらが２周年のラインアップです。

お品書きを目で追っているだけでも凄さが伝わって来て、想像するだけでも美味しそうです。

限定ご飯は残念ながら完売でしたので、「２周年限定麺（醤油）」と「炭火香る軍鶏脂の和え玉」を注文しました。

ラーメンには、具として、チャーシューが２種類、味玉、海苔、ネギ、が乗ってきます。

チャーシューは、つむぎの大判ローストポークと井ノ川大将特製 白河高原清流豚炭火吊るし焼きバラです。

口に入れて噛んでみると、肉の歯応えが引き立っています。

香ばしさがあって、みずみずしく厚みのある味。

レジェンドたちも、口を揃えて絶賛していました。

スープは、奥久慈しゃも丸鶏、ガラ、真昆布を使った特別仕様の軍鶏スープに、修行先である八王子「らーめん楓」井ノ川大将特製の九十九里産地蛤出汁を合わせています。

鼻を近づけると、濃厚な香りが鼻をくすぐる。

それは、ひとたび口に含むと、舌の上で味覚を刺激し、わたしの心にいくどとなくこだました。

麺は、支那そばや、横山製粉株式会社共同開発の紬です。

通常よりも細い麺で、軽くしなやかなのに力強い麺です。

「和え玉」は、軍鶏脂と炭火吊るし焼きの際にバラ肉から落ちた油に醤油ダレを合わせています。

同じ麺を使っているみたいですが、弾力が強く、ラーメンとは違った印象です。

半分ぐらいをそのまま食べたところで、残りはスープに浸して頂きました。

ああ、最上の喜びというものは、こうも早く尽きる・・・

「それでは、また来年」

「また来年・・・」

満足度：★★★★☆（4.5）