「金目鯛塩そば」８２０円＠鴨と上州地鶏 中華そば 獅【多摩市】

＜２０２２年１２０杯目＞

先日、相模原にオープンした「鴨中華そば 鷙」の姉妹店があるとの情報を頂いたので、早速行って来ました。

八王子以外でしたので見過ごしていましたが、こちらも今年の３月２８日オープンしたばかりの新店です。「鴨と上州地鶏 中華そば 獅」。

”獅（しし）”→”鷙（あらどり）”と、猛獣を連想させるネーミングが、こちらのブランドの特徴になってくるのかもしれません。

さて、お店は多摩の永山駅改札を出てすぐの場所にあります。

グリナード永山の駐車場を利用する場合は、少し迷うかもしれません。

時間に余裕があるときに、行かれるのが無難です。

（私はちょっと迷いました。）

店内に入り、券売機を確認。

「鴨中華そば 鷙」と一字一句、まったく同じです。

今回は「金目鯛塩 そば」を注文しました。

卓上調味料は、「黒胡椒」、「岩塩」が置かれています。

しばらく待ってラーメンの着丼です。

具は、チャーシュー、金目鯛の焼き身、穂先メンマ、アーリーレッド、水菜、です。

トッピングは、ほぼ同じですが、「中華そば」の”鶏チャーシュー”が、”金目鯛の焼き身”に置き換わります。

チャーシューは、豚肩ロースのレアです。

美味しいのですが、「鷙」と少し印象が違ったので、見比べてみると、一回り小さくて、熱が入り過ぎている感じでした。

調理上のブレのように思います。

スープは、伊豆下田産の金目鯛をふんだんに使用しているとの事。

また、兜煮として使われる、鮮度抜群の大型金目鯛の頭をメインに丁寧に長時間炊き出しています。

金目鯛の風味が豊かで、きめの細かい、奥深い味がします。

麺は、国産全粒粉「春よ恋」と厳選した数種類の小麦の特製ブレンド麺です。

細麺ですが、コシが強く、サクサクとした小気味よい食感です。

スープとの相性も良く、より風味を引き立てています。

味変の「柚子」を加えると、柚子の香りが合わさり、爽やかに。

「鴨と上州地鶏 中華そば」は、とても出来が良かったですが、やはり「金目鯛」も完成度が高かったです。

資本系もここまでくると侮れないなと思いました。

ところで、陸の”獅（しし）”→空の”鷙（あらどり）”と来ているので、次店は、海の”鯱（しゃち）”なんか、どうでしょう。

満足度：★★★★☆