限定「牡蠣ラーメン　丼付き」１５００円＠超純水採麺 天国屋【町田市】

＜２０２１年２６２杯目＞

今日は、予てより食べに行きたいと思っていた「超純水採麺 天国屋」に、仕事をサボってようやく訪問することができました。

ちなみに、つい先日の１０月８日に現在の場所へ移転オープンしたばかりです。

ネットで天国屋の情報を調べていると、元々は「地獄ラーメン 天国屋」という店名だったと知り、衝撃を受けました。

あの「北斗の拳」が、実は”世紀末救世主伝説”だったと、知った時と同じくらいの衝撃です。

さて、朝の７時から整理券を配布しているということでしたが、そんなに早くは行けないので、開始から遅れること４時間、１０時ごろに到着しました。

番号と集合時間の書かれたマグネットの整理券を取って、記載の時間になったら再度お店に戻ってくるシステムです。

残っている整理券を見ると、最短で１４：３５分集合です。

ということは・・・・

ざっと４時間待ちです！（汗）

ちょっと迷いましたが、この機会を逃したら永遠に「天国屋」のラーメンを食べれないような気がしましたので、気合で４時間待つことにしました。

ところで、整理券に書かれた”新”の文字が気になります。

店員さんに訊いてみると、カードを持って行ったまま、食べに戻ってこなかったお客さんのカードだと、こともなげに言う。

４時間待つことを考えると、なるほどね・・・と合点がいったのでした。

さて、４時間暇を持て余し、お店に戻ってみると、既に整理券の配布は終了していました。

そして、そこから２～３０分待って、ようやく店内へ。

ちなみに、本日は、お目当てだった「地獄ラーメン」は、販売しておりませんでした。

レギュラーメニューに加えて、限定ラーメンが２種類

「超淡麗シークワーサ塩ラーメン」「牡蠣ラーメン丼付き」が用意されていました。

ここでも少し迷いましたが、「牡蠣ラーメン丼付き」１５００円を注文してみることに♪

しばらく待ってトレーに乗ったラーメンが運ばれてきました。

な、なんと！

トッピングは、三つ葉とネギのみです。

(*´Д`)ﾊｧﾊｧ、とりあえず落ち着こう・・・

スープは、淡く、少し濁りがあります。

とても繊細で品があり、ひとくち啜ってみると、じんわりと染み入るように牡蠣の香りが口いっぱいに広がった。

まさに至福の時・・・といった感じがする。

麺は、平打ちの細麺です。とても滑らかで、スープとの一体感が素晴らしい♪

少し遅れて、「セットの丼」が運ばれてきました。

「！」

こっちにいっぱい牡蠣が入っているじゃないですか！

＼(^_^)／

一粒、つまんで、口に放り込む。これがまた美味しい！

丼のふちに添えられているのは、柚子胡椒です。

残ったスープを浸して、柚子胡椒を溶かして食べたら、うまいのなんの。

牡蠣の風味がスープの中に静謐に佇む美しい一杯でした。

ラーメンはもちろん美味しかったのですが、それ以上に素晴らしかったのが接客でした。

あるお客さんが、「牡蠣ラーメン」にチャーシューのトッピングを頼んでいたのですが、「牡蠣ラーメンに合わないので・・・」と丁寧に却下。

「合わないと思いますが良いですか？」とかではなく、有無を言わさず却下するところが、店主のラーメンに対する信念を感じました。

また、足の悪いお客さんが外で待っていると、サッと椅子を持って行ってあげたり、お子さんに気さくに話しかけたりしていました。

ラーメンを食べる１０分程度の間でしたが、お客さんに対する心遣いには、目を見張るものがありました。

これはファンが多いのも頷けます。

以前の店名が「地獄ラーメン 天国屋」だったということが、今ではとても信じられません。

満足度：★★★★☆