<2021年233杯目>
今日は相模原にある二郎インスパイア系のラーメン店「麺でる 相模原店」に行って来ました。
実は、つい先日偶然にも、本当に偶然にも、八王子駅前の繁華街を歩いていると、店主とバッタリと 遭遇 お会い致しました。
”殺される!”と思い咄嗟に身構えましたが、店主の顔を見るとニコニコと笑っておられるではありませんか!?
あれ・・・怒ってない?
思わず”仏様かよ!”って両手で拝んじゃったよね♪
そんなわけで、約一年ぶりに「麺でる 相模原店」を訪問してみることに。
お店に着くと、本日は店主が公休で不在でした。
いやぁ~、本当に 助かった じゃなかった残念・・・
券売機を確認して、本日は「小ラーメン」790円と前回訪問時に店主からピシャリとお断りされた「痛い奴」を注文です!
食券を渡すと、店員さんが「相当辛いですよ。」「今までに”辛い奴”食べたことあります?」と、念を押してきます。
とは言ったって、普通に券売機で売ってるんだし、たかが知れてるでしょ・・・と。
終いには「辛さ控えめにしときます?」と聞いてくる始末。
さすがにそれは私のプライドが許さないので、「そのままの辛さで!」と返しました。
しかし、このちっぽけなクソみたいなプライドが、後に私を苦しめることに。
無料トッピングも聞かれましたが、こちらもちょっとオラついていたので「カラァィテンカスゥッ!!」をお願いしました。
しばらく待ってラーメンの着丼です。
具は、チャーシュー、もやし、キャベツ、無料トッピングの辛い天かす、です。
こんもりと盛られたラーメンの表面には、唐辛子の粉末が振りかけられています。
激辛唐辛子独特のあの異様な匂いが鼻を突き刺します。
店員さんに訊いてみると、ハバネロとキャロライナリーパーとのこと。
スープを口に含んだ刹那、直感しました。
”これは痛い奴どころの話ではない・・・ヤバい奴だ”と。
それは、幾多の激辛ラーメンを食べてきた者だけが得られる直感。
そして思った、このレベルの激辛ラーメンが、なぜ何の注意書きもなく平然と、さも当たり前のように券売機で販売されているのかと。
麺でる・・・やばい・・・
それはそうと、目の前の激辛ラーメンを片付けなくてはなりません。
このラーメンの難易度がことさらに高いと思ったのは、辛いのはもちろんのこと、G系ならではの盛りの良さです。
そもそも麺量が”小ラーメン”で250gあります。
これは、一般的なラーメンの1.5倍~2.0倍程度の分量です。
そして、この極太のワシワシ麺!
普通の細麺なら喉の奥に流し込むことも可能かもしれませんが、「麺でる」のこの麺ではそうはいきません。
一旦口の中に入れて、良く咀嚼する必要があります。
すなわち、飲み込むまでに時間がかかるわけで、辛味というか・・・痛みを感じる時間が長い!
それがジワジワと精神力を奪っていくのです・・・。
辛さ耐性に加えて、G系を食べきれるだけのアゴと胃袋も必要だというわけです。
しかし、私も辛党ではないものの、今まで多くの辛いラーメンを食べてきた自負があります。
痛みを堪えながら粛々と食べ進めます。
そして、スープまでは飲み干せませんでしたが、何とか完食いたしました。
(スープを飲み干せなかったのが本気で悔しい!)
食べ終わると、思わず店員さんに訊いてみました。
「今まで”痛い奴”を完食できた人って居ます?」
「一人だけ居ました。ただ、その人は”もやし”は残してましたけどね。」
えっ・・・今までにたったの一人だけ?
そんなに難易度が高いのなら、注文した時にもっと全力で止めてくれよ・・・って思ったよね。
ちなみに、麺でる店主から訴状はまだ届いていません。(2021.9.30現在)
満足度:★★★★☆
店名:麺でる 相模原店
所在地:神奈川県相模原市中央区中央6-13-6
ジャンル:二郎インスパイア系
麺:自家製麺
最寄駅:JR相模線「上溝駅」
営業時間:
(昼の部)11:00~15:00
(夜の部)17:00~22:30
※売切れ次第終了
定休日:火曜
オープン日:2018年4月1日
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:カウンターのみ8席
Twitter:https://twitter.com/menderu_sagami
備考:”当店のラーメンは一期一会”