<2021年169杯目>
今日は2021年7月21日にオープンした「鴨中華そば 楓」に行ってきました。
※左から、まごころ接客担当の女性店員さん、楓大将、新店の店長、新店の副店長。
ご存知、八王子のラーメン界を長年に渡って牽引されてきた人気店「らーめん 楓」の2号店になります。
それにしても、高級和食店かと見まごうようなシックな外観です。
店頭には「楓」を象ったエンブレムがキラリと輝いています。
私のような庶民には敷居が高く感じてしまうのですが、こんな私でも気軽に食べに伺ってもよろしいのでしょうか・・・
もちろん・・・いいんです!
”最高のお食事と最高のおもてなしで、お客様をお迎えする。”
それが、私が傍らで見て感じてきた楓のスタンスです。
さて、オープン時間を遡ること2時間前。
オープン前の状況が気になって仕方がなかった私は、会社をこっそりと抜け出し、お店へ。
まぁ、こんな炎天下の中、オープン2時間前から並んでる人なんて居ないだろうなと思っていましたが・・・
居ました!hidebouさんと、チロルさん。地元では楓マニアとして有名なお二人です!
簡単に挨拶を済ませ、炎天下なのでオープン時間が早まりそうなこと、オープン前に店長による挨拶があるとの情報を得て、一旦、帰社。
ふたたび挨拶を拝聴するために11時頃にお店に向かうと、お店の前に人だかりが遠くに見えます。
店長挨拶が既に始まってしまったようです。
焦って走って向かうも、あと一歩のところで間に合わず。
さっきまで集まっていた人だかりが、蜘蛛の子を散らすかのように、離散していくところでした。
無念・・・。
その後フォロワーさんに挨拶しに行ったり来たりしながら、お店と会社を3往復。(一体何をやっているのだ私は。)
結局、その後で昼食に向かうことが出来たのは、閉店間際のギリギリ14:30分近くになってからのことでした。
新店ですので、まずは、お店の基本情報を紹介していきます。
営業時間は(昼)11:30~14:30、(夜)17:30~21:30。定休日は火曜日です。
7月21日~26日は11時30分~スープが無くなり次第終了となります。(28日からは通常営業)
また、緊急事態宣言発令中は(夜)17:30~20:00の時短営業となります。
場所は、京王線八王子駅下車徒歩2分程度のところにあります。
駐車場はありませんが、すぐ近くにコインPがあります。
馴染みがないと入り口が分かりづらいかもしれませんが、真向かいのタイムズ京王八王子駐車場(立体)も使えそうです。
京王八王子ショッピングセンターで2,000円以上お買い上げのお客様なら2時間無料です。
お買い物ついでのお食事もありですね♪
店頭には、お祝いのお花が沢山並んでおりました。
お花の数がすべてではありませんが、少なくとも多くの方から期待や応援されていることの表れではあります。
せっかくなので、いくつかご紹介。
高円寺の「らぁめん山と樹」から届いています。ご存知と思いますが、「らーめん楓」で働いていたことのある店主のお店です。TRY受賞歴もある名店です。
なぜか個人的にツボだったのが”戸舘家一同”。楓の店長さんですね♪
楓フリークとして有名なのhidebouさん、チロルさん、らーめんまん㊥さん、もりにゃんさん、てつぁ兄ぃ~さん、からも届いています。
ほっこり中華そば もつけ、ミリー洋菓子店からも来てますね。
ラスボス感。
店内の一角にもたくさんのお花やお祝いの品が届けられていました。
いやぁ~、皆さんから愛されています♪
券売機は、入り口の前に設置されています。
オープンからしばらくは「紀州鴨中華そば」「特製紀州鴨中華そば」の2品にメニューが絞られています。
・・・にしても、メニューボタンの配置。
明らかに「特製紀州鴨中華そば」が誘っていますよね♪
誘いに乗って、今回は「特製紀州鴨中華そば」1250円を注文です。
昼のピーク時には4~50人の並びがありましたが、14:30頃には10名程度とだいぶ行列も解消されていました。
しかし、お店に入るまでに1時間ほど待ちました。オープン初日というのもあるかもしれませんが、結構時間がかかっていました。
まぁ、ときには待ち時間というのも美味しさの一部分です。
お店に入ると、冒頭でご紹介した店主、店長、副店長、女性店員さんが、快く出迎えてくれました。
午前中は、今や語り草となった伝説のスマイルマネージャーもいらっしゃったようですが、既に帰られたあとでした。
店長、副店長ともにムッキムキの体格ですが、凛々しく、とても爽やかな物腰ですので、熱血系のラーメン店にありがちな変な熱苦しさはありません♪
ふと、「質実剛健」という言葉が浮かんだ。
席に座ると、レンゲ、お箸、おしぼり、などが既にセットされています。ちょっと、シャレオツ過ぎます。
待っている間、お品書きに目を通します。
紀州鴨(ロース・モモ)
紀州和歌山の大田養鶏場でのびのびと丁寧に育てられた紀州鴨のみを使用しています。丸鶏のまま直送され、店内の”源工房”で捌いた新鮮な鴨肉です。
スープ
紀州鴨と真昆布、国産野菜のみで長時間かけてじっくりと炊きあげた滋味深いスープです。鴨脂と合わせることで旨味が膨らみます。
かえし
醤油発祥の地といわれる、和歌山県湯浅の金山寺たまり醤油 九曜むらさきと、岡直三郎商店の日本一しょうゆ濃口、再仕込、たまりをブレンドした香り高く奥深い味わいのかえしです。
自家製麺(二種類からお選びください)
”ストレート麺”
「春よ恋 生一本」「はるきらり」「もち姫」をブレンドしたツルッと喉越しの良いもちもちの細麺です。食物繊維が豊富で腸の働きを助けてくれます。
”手もみ麺”
「春よ恋 生一本」「チクゴイズミ」「ライ麦」をブレンドした、香り高い太麺を提供直前に手もみします。ビタミンB群や食物繊維、ミネラルなどの栄養素が豊富に含まれています。
※小麦本来の風味を味わっていただくために「かため」のご注文をお断りさせていただきます。
水
飲用水、スープ、麺にいたるまで、らーめん店で初となるナノバブル水素水を使用しています。ナノバブル水素水は、口あたりが良く、高い抗酸化力を備えています。浸透力が高く、身体の深層まで水素と酸素を届けます。
程なくして、ラーメンの着丼です。
着丼と同時に、美味しそうな香りが、お店の中を満たしていくかのように立ち込めていきます。
具は、鴨ロース、鴨モモ、鴨肉のつみれ、味玉、ネギ、三つ葉、別皿で薬味のネギ、すだち、が付いてきます。
”特製”となると、鴨肉がそれぞれ一枚づつ、つみれ、味玉が追加になるようです。
鴨ロースは柔らかく、ピンク色の引き締まった肉質で、どっしりとした歯ごたえがあります。
脂身と赤身の比率が素晴らしく、噛めば肉の旨味が溢れ出ます。鴨肉独特の複雑で深みのある味が堪りません。
鴨モモ。これでもか・・・というほどの肉の厚み!燻製の鴨肉の味と風味があり、濃厚な味と香りが口の中に一体となって広がっていきます。
鴨のつみれは、ふっくらとした食感で、歯ざわりは、他のお肉よりもずっと柔らかく、上品な美味。
長ネギは、シャッキリとして甘みがあって、表面が焼かれており、香りがなんとも言えません。
味玉は、たまご本来の自然な味が濃く、黄身のトロリ加減が絶妙です。
スープは赤みがかっており、鴨脂が浮いています。
紀州鴨と真昆布、国産野菜のみで長時間かけてじっくりと炊きあげているそうです。
臭みはまったくなく、スープから漂う清新でふっくらとした鴨の風味が鼻腔をくすぐります♪
醤油の香りは強いのに丸みがあります。余韻を残しつつ、深みのある鴨の風味と見事に調和しています。
麺は、ストレート麺と手もみ麺と二種類から選べるのですが、今回はストレート麺を選びました。
柔らかめで、しなやかな麺は、啜り込んだときのスープとの一体感が凄まじく、想像以上の出来栄えです。
思わず涙が出そうになるほど、美味しい!
感動のあまり喜びで胸がいっぱいになり、しばし魔物に魅了されたかのように、うっとりと陶酔していました。
圧倒的なるラーメンを目の前にして、私に出来ることなど無に等しいのだと実感した瞬間でした。
そして、心を込めて作られる一つ一つの味と、お客様へのおもてなしの心が、楓の暖簾を守っているのだと改めて感じました。
帰宅すると、hidebouさんからメールが!
「動画をお送り致しますので、もし良かったらブログでお使いください。」
どうやら、店長の開店のご挨拶を収めた動画を送ってくださったようです♪
本日より”hidebou神”と呼ばせていただきます!!
私一人で楽しませていただくだけでは、あまりにもったいないお話ですので、大将に伺ったところ掲載のご許可を頂けました。貴重な瞬間を皆様と共有できたら幸いです。
大将とhidebouさんのご厚意に感謝致します。
満足度:★★★★★彡
店名:鴨中華そば 楓
ジャンル:鴨ラーメン
麺:細麺、手もみ麺
※「かため」の注文は出来ません。
所在地:東京都八王子市明神町3-24-12フィシオ京王八王子1F
最寄駅:京王線八王子駅
営業時間:
(昼の部)11:30~14:30
(夜の部)17:30~21:30
※7月21日~26日は11:30~スープ無くなり次第終了
※緊急事態宣言発令中は夜の部は17:30~20:00
定休日:火曜日
駐車場:なし(近くにコインPあり)
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:23席(カウンター7席、4人掛テーブル×4)
※裏手に大将ラボ(カウンター6席)
オープン日:2021年7月21日
※映えあるPPはチロルさん
Twitter:https://twitter.com/kamochukaede
備考:らーめん楓の2号店。”「唯一無二の鴨体験を提供すること」が私たちの使命です。”