<2021年108杯目>
2021年108杯目・・・そう、108とは欲望や妄念といった「煩悩」の数です。
そんなわけで、煩悩にまみれた・・・じゃなかった、煩悩とは無縁の店主が切り盛りするお店「シゲジン」に行って来ました。
お店に着くと、店頭には待ち客用の椅子が設置されていました。
”お客さんが待ってるところを今まで見た事ねーぞ!”と心の中で突っ込みましたが、程なくして外待ちのお客さんが現れました。
(適当な事言って・・・すんまそん。)
店内に入り、限定POPを確認です。
今回の限定は「クリーミーグリーンカレーヌードル」です。
覚えていらっしゃるか分かりませんが2年前のちょうど5月頃。スマッシュヒットを飛ばした「グリーンカレー」の再来です!
ちなみに、マニアの間ではシゲジンの「グリーンカレーラーメン」は”約束されたラーメン”とも呼ばれています。
さて、注文は「クリーミーグリーンカレーヌードル(並)」900円に「パクチー」100円、「赤ワインたまご」100円、「タンドリチキンまし」100円をトッピングし
さらに、〆の「焼チーズグリーンカレー」300円も追加します。
調理にけっこう時間がかかりまして、25分ほど待ってラーメンが運ばれてきました。
具は、お馴染みのシゲッキー、タンドリチキン、焼きタケノコ、パプリカ、刻み玉ネギ、赤ワインたまご、パクチー、など。
タンドリチキンは、ドーンと大きな鶏肉の塊が4個入ります。辛味の味付けと鶏肉の柔らかさの混じり具合が絶妙です。
スープは、鶏白湯をベースにして、撹拌機で細かく泡立てているので、口当たりが大変クリーミーです。
サラリとして滑らかなのに旨味の奥行きがあります。
啜った瞬間は少し辛いかなと思いましたが、すぐにココナッツミルクの甘味が寄せて、甘味と仄かな酸味が混じった味がします。
それぞれの味の要素とスープのコクとが混ざり合い、絶妙であり、完璧に調和しています!
そしてパクチーの香りがエスニックな香気を加えて、それが、ラーメンを啜った時に、心地よい癒しの時間をもたらしています。
麺を持ち上げたときのスープとの絡み具合も素晴らしい。
畜生!畜生!旨いじゃねーか!
予想を超える旨さに、私の心はひどく掻き乱された。
(シゲジンのくせに!シゲジンのくせに!)
一呼吸おいて
〆の「焼チーズグリーンカレー」のために残ったスープを店主に渡します。
残ったスープに、ライス、ナスの輪切り、シュレッドチーズをのせて、パン粉をまぶしてこんがりとオーブンで焼き上げます。
チーズが美味しいのは言うまでもなく、パン粉のサクサクットした食感が心地よいです。
強いて言えば、タイ米を使用していたので、その食感だけは微妙でした。
普通はライスの食感といえば”モチモチ”ですが、タイ米なので”ボソボソ”とした食感です。
馴染みがないだけかもしれませんが、私的には微妙でした。
それにしても、「クリーミーグリーンカレーヌードル」は文句なしに美味しかったです。
これはまたスマッシュヒットの予感がします。
不覚にも、妬み、嫉み、僻み、といった感情が私の心の奥底から、ふつふつと湧き起こっていました。
・・・「煩悩」にまみれた。
満足度:★★★★☆(4.5)
店名:ビーフラーメン&つけ麺 シゲジン
ジャンル:ビーフラーメン&つけ麺
麺:「いつ樹」の直営製麺所
所在地:東京都八王子市中町8-9八王子コスモビル103
最寄駅:JR八王子駅北口
営業時間:
(昼の部)12:00~15:00(L.O.14:30)
(夜の部)18:00~翌3:00(L.O.翌2:30)
※日曜日は12:00~22:00(L.O.21:30)
※コロナ禍は営業時間に変更がある場合があります
定休日:月曜日
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:4~5席(1席は調味料置き場になっている)
オープン日:2018年7月25日(水)17:00時
Twitter:https://twitter.com/beef_shigejin
備考:ブンブンマル出身。店名は店主の若き日のあだ名から命名。