＜２０２１年１０３杯目＞
今日は武蔵野市の濃厚豚骨ラーメンのお店「ラーメン きら星」に行って来ました。
実は先日、某ラーメン店で「きら星」の店主とバッタリと遭遇いたしまして、久々に食べに行こうとなりました。
その時は急に話しかけてしまったにもかかわらず、嫌な顔一つせず、気さくに応じてくださって、とても感じの良い方でした。（ビックリするほど良い人でした。）
普段はなかなか食べに行けませんので、GWのこのタイミングでの訪問です。
中央線武蔵境駅（南口）下車、歩いて５分程度でお店に到着です。
お店に外に漂う豚骨臭！「きら星」に来たって感じがします♪
営業時間は、時短営業中で昼１１：３０～１５：００、夜１７：３０～１９：００です。
限定もやってますね。「背脂生姜醤油ラーメン」めちゃくちゃ美味しそうです。
店内に入り、左側に券売機が設置されています。
限定の「背脂生姜醤油ラーメン」が美味しそうだし、「赤いとんこつ」も気になるし、迷います・・・。
結局「トッピング全部のせとんこつラーメン」１,１００円を食べることに決めました。
しばらく待ってラーメンの着丼です。
具は、チャーシュー、海苔、メンマ、キャベツ、青ネギ、刻み玉ネギ、キクラゲ、味玉、です。
チャーシューは大判のバラチャーシューが２枚乗っています。
表面をこんがりと炙ってあり、脂身のたっぷり乗ったトロチャーシューです。
お箸で持ち上がらないぐらい柔らかくプルンプルン。お口の中で、溶け出す絶品チャシュー♪
スープは、豚骨臭を一切隠そうともしない重厚感のあるド直球の豚骨スープです。
啜り込むたびに、濃厚な豚骨の旨味と香りに圧倒されます。
スープが濃厚ですが、大きめにカットされた刻み玉ネギ、青ネギ、キャベツ、がフレッシュな清涼感を与えます。
濃厚な豚骨スープの特性を捉えた、とてもよく考えられた作りになっています。
麺は、中細の縮れの入った自家製麺です。スープとマッチした麺が、濃厚な豚骨の風味をより増幅！
キャベツの上に添えられているのは、カツオ出汁を濃縮して作ったというオリジナルの餡です。
スープに溶かすと和風豚骨スープへと味変に。
骨粉が少しざらつく程の濃厚豚骨スープを飲み干すと、丼の底に星のマークが現れます♪
豚骨臭が全開ですので、食べる人を選ぶラーメンかもしれませんが、豚骨ラーメン好きなら是非食べてみてほしい一杯です。
帰宅して、店内に貼ってあった価格改定のお知らせを読みましたが、店主のラーメンへの強い想い、誠実なお人柄が伝わってくる内容でした。こういう想いをもった店主のお店には通いたくなります。
価格改定のお知らせ
時下益々ご清栄のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご愛顧を賜り、厚く御礼申し上げます。
さて、当店に於きましては、２度の消費税増税、豚肉や豚骨、小麦粉等の原材料費高騰、ゴミ代や水道光熱費の度重なる値上げに屈することなく
お客様に少しでも安くラーメンをご提供したい一心で、あらゆるコスト削減に努め、商品の価格を１４年間据え置いて参りました。
しかしながら、いかなる企業努力を重ねても、他店の２倍以上の豚骨を使用している事もあり、５年ほど前から原価率が４０％を超えるようになりました。
同業者からバカ扱いされ、いよいよ企業努力だけではどうにもならない危機的状況になってしまいましたので、断腸の思いながら
この度一部商品の価格改定をさせて頂く次第です。
力が及ばず、本当に申し訳ございません。
職人の端くれとして、スープを薄めたり、品質を落とした小麦粉や豚肉、豚骨などの商材をどうしても使いたくありませんでした。
価格改定させて頂くからには、今より豚骨量が増やすことができるので、より一層味の研鑽に励み、少しでもお客様に満足して頂けるようなラーメン作りに全力で努めて参りますので、ご理解賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
令和三年二月十三日
ラーメンきら星 店主 星野能宏
満足度：★★★★☆
【店舗情報】
店名：きら星
所在地：東京都武蔵野市境南町３－１１－１３
ジャンル：豚骨、ガッツリ系
麺：自家製麺
最寄駅：ＪＲ中央線武蔵境駅
営業時間：
（昼の部）１１：３０～１５：００
（夜の部）１７：３０～２１：００
※コロナの影響で時短営業の可能性があります
定休日：日曜日
オープン日：２００４年５月１５日
駐車場：なし
禁煙・喫煙：禁煙
座席数：カウンターのみ１０席
インスタグラム：https://www.instagram.com/ramen_kiraboshi/
備考：ＴＶチャンピオン「第６回ラーメン王選手権」決勝進出者が出した店