新店「チャーシューメン」８５０円+「焼肉屋さんの自家製キムチ」３００円＠屋台ラーメンしゅんやっちゃん

＜２０２１年４０杯目＞

今日は２月１６日にオープンした、今、八王子のラーメン界隈で話題沸騰の「屋台ラーメンしゅんやっちゃん」に行ってきました。

コロンブスの卵ではありませんが、”この手があったか！”と思わず舌打ちせずにはいられないほどのグッドアイデアです。

店主は、パン＆カフェのお店「いなこっぺ」や「炭火焼肉ごしち」のオーナーだというのだから、なかなかのやり手です。

場所は、高尾駅南口から徒歩５分程度のところにある「いなこっぺ」駐車場内にその屋台はあります。

前述したように、店主自ら経営に携わっている店舗の駐車場を利用しての出店です。

ちなみに、「いなこっぺ」の駐車場は利用できないそうで、どうしても車を停めたい場合は、隣の空き地に寄せるようにして停めてくださいとのこと。

もっとも、屋台から３０ｍぐらいの近くにコインＰもあるので、そちらを利用するのが無難な気がします。

さて、昼専の私は、かなり遅めの昼食というわけで、オープンの１８時めがけてお店に向かいました。

ちょっと早く着き過ぎたようで、屋台にはまだカバーが掛かったままです。（汗）

屋台の隣にはテラス席が用意されています。

オープン１５分ぐらい前になると、ようやくカバーが外され、慌ただしく準備が始まります。

その頃から徐々にお客さんも集まってきて、１０人ぐらいの行列が出来ていました。

そして、いよいよその時が近づいてきます。

店員さんのひそひそ話が漏れ伝わってきましたが、オープンには拘りがあるようで、１８時ピッタリのオープンと同時にライトを点灯することを決めているようでした。

そんなわけで、１８時ピッタリに屋台が点灯しライトアップされました！

なかなか絵になっていますね！！

ＰＰだったので屋台席をゲット♪

今回は「チャーシューメン」８５０円を注文です。

卓上には、ブラックペッパー、ホワイトペッパー、お酢、が置かれていました。

調理を見ていましたが、２杯ずつしか作れないので、お客さんを捌くのが大変そうです。

しばらくしてラーメンの着丼です。

具は、チャーシュー、海苔、メンマ、ほうれん草、刻みタマネギ、です。

チャーシューメンになるとチャーシューが３枚追加になるようです。

大判の肩ロースで、スープを邪魔しない素朴な肉の味わいで、スープとのバランスを第一に考えられています。

スープは、無添加・無化調のあっさりとした優しい味わいのスープです。

節の香りがふわっと立ち昇り、そよ風のように口から鼻にかけて心地よい香りが運ばれてきます♪

無化調だと下手をすると薄味になりがちですが、そんなことはなく、十分にお出汁の上品なコクが感じられて物足りなさはありません。

刻みタマネギは、細かくしたものと、すりおろしのものを混同したものです。

玉ネギのシャキシャキ食感を楽しむというよりもは、スープに溶け込んだ玉ネギの淡い甘みを楽しむような趣向に思います。

また同様に、海苔は時間が経つと海苔の繊維が徐々にスープに溶け出していきます。

刻みタマネギも海苔も徐々にスープに溶け出すようにしていることから、この辺は、スープ味の変化を狙っているのではないかと想像します。

麺は、田村製麺の麺で、中細のストレート麺を使用。中心に芯があり、噛むとパツンパツンとした歯ごたえがあって小気味の良い麺です。

スープの乗りもよく、上品なスープとの組み合わせが、舌の上で豊かな輝きを放ちます。

派手さはありませんが、無化調ならではのしみじみと旨さを感じさせる一杯です。

寒空の下で、スープが冷めやすいところは屋台ですのでご愛嬌です。

店主は炭火焼肉ごしちのオーナーだと聞いていましたが、今日は限定で”焼肉屋さんの自家製キムチ”３００円が販売されていました。

キムチ好きなのでラッキーでした♪

ところで、聞いた話では５年ぐらい前に閉店した「香味屋」から、開店にあたってラーメン作りのアドバイスをもらったそうです。

＜香味屋：チャーシューメン（参考）＞

トッピング等は「香味屋」とはかなり異なっているので、あくまで店主オリジナルみたいですね。

優しい味わいのスープは、「香味屋」の味を彷彿とさせます。

「香味屋」のファンだった方には、とても懐かしく感じるかもしれません♪

満足度：★★★☆☆（3.5）