限定「濃縮カキ醤油麺」１０００円＠ほっこり中華そば もつけ

＜２０２０年２６７杯目＞

ヤフーのニュースを見ていたら「ビックリマンチョコ」が特集されていたので思わず見入ってしまいました。

https://news.yahoo.co.jp/pickup/6376363

懐かしいなぁ・・・ビックリマン！

ビックリマンとは、おまけのシールが付いたチョコのお菓子。シールが大人気となって当時大ヒットしました。

私は幼少の頃、貧しい家庭で育ったので、親にビックリマンチョコを買ってもらったことは一度もありません。

世間では空前のビックリマンのブームに沸いていましたが、傍からその様子を羨ましく眺めているだけでした。

裕福な家庭の子どもはというと、”箱買い”してもらって全部買い占めたりしていました。

しかも、おまけのシールだけを抜き取り、チョコのお菓子は捨ててしまうなど、社会問題化したり・・・。

もったいないと思った私は、人が居なくなってからゴミ箱を漁りに行くのですが、手に取るとお菓子にうじゃうじゃと蟻がたかっていて、思わず悲鳴をあげてしまったことも・・・。まさに悲喜劇。

その当時、駄菓子屋ではコーラの”空き瓶”を持ち込むと３０円と換金してくれました。

どうしてもビックリマンチョコが欲しかった私は、１日中歩き回って”空き瓶”を探しました。

運が良いと、空き地とかに”空き瓶”が捨てられていて、それを拾って駄菓子屋に持ち込み換金してもらうことが出来ました。

当時ビックリマンチョコは３０円だったので、ちょうど１個買うことが出来ます。待ちに待った憧れのビックリマンチョコ！

今でも忘れません。駄菓子屋の軒先のアイスケースの上で、袋を破り、チョコの下の台紙を、そーッとスライドさせたとき、太陽の日差しを受けてキラッと光ったその瞬間を！！

そうです！キラキラと眩く光る”ヘッド”と呼ばれる希少なシールを引き当てたのです。

辛い日々ばかりでしたが、そのときばかりは嬉しくて嬉しくて、神様って本当にいるんだなって、子供ながらに感謝したものです。

さて、話がだいぶ脱線してしまいましたが、今日のラーメンは「ほっこり中華そば もつけ」です。

なんと、限定を食べる事５週連続。

今回も引きの強い「牡蠣」を使ったラーメンです。

なかなか休ませてくれませんね～。（汗）

食券を渡して、しばらく待ってラーメンの着丼です。

具は、大粒の牡蠣が２粒、海苔、薬味のネギ、唐辛子が少々、です。

スープを一口啜る。

磯の匂いがするし、牡蠣の・・・何というか、ただもう”カキ”としか例えようがない味が舌の上に行き渡ります。

独特の匂いも味も強烈で、牡蠣をスープにしてそのまま飲んでいるような気さえしてきます。

事実、レンゲでスープを掬い上げてみると、ドロドロに溶かし込まれた牡蠣のすり身が見えます。

旨い、臭い、旨い！牡蠣臭いけど猛烈に旨い！！

”これを食べに来た！”と心の中で思った。

一体、この一杯の中に何粒の牡蠣が溶かし込まれているのだろうか・・・。

今日は、周りを見ないようにしてラーメンを食べました。

もしも、スープを残しているクソ奴を見かけようものなら、思いっきり張り倒してしまいそうだったからです！（笑）

もちろん、私はスープの一滴まで残さずに完飲完食です。

満足度：★★★★☆（4.5）