https://ramen8.com

レスポンシブ

スポンサード リンク

つけ麺 京王相模原線南大沢駅周辺のラーメン 限定ラーメン

8周年記念限定「カニ味噌エビココナッツカレー冷やしつけ麺 with キーマ(200g)」1150円+「パクチー」150円+「ラム肉カレー」400円@口樂

更新日:

<2020年152杯目>

昨日のブログにてアドバルーンを上げた手前、食べに行けなかったらどうしようと不安な夜を過ごしましたが・・・何とか訪問できました。本日めでたく8周年を迎えた「口樂」です。

ピーク時のどなたかの投稿で”店頭に20人の行列が出来ていた。”と、お店の様子をレポートされているのを見かけて売り切れてしまうのではないかと焦りました。

店主も書いていましたが、平日、本来定休日、直前の告知、そして、雨模様・・・・それでもこの人気ぶりとは、良い意味で予想を上回りました。

本気の口樂は何か途轍もなく凄い事をやってくれるだろうということを私たちはもう既に知っています。

仕事が一段落したところで、お店に向かいます。野猿峠を越えるのに時間がかかるので、八王子駅前からだと約30分かかります。

営業時間内ギリギリでお店に到着すると、行列こそすでに退いていましたが、店内は満席で少し待つようでした。

本日のメニューは8周年限定のみです。

「カニ味噌エビココナッツカレー冷やしつけ麺 with キーマ」

150g 1100円
200g 1150円
250g 1200円
300g 1250円

パクチー150円、ラム肉カレー400円

「つけ麺」だけを食べるのなら250gか、300gが妥当なところですが、カレーを食べることも考えると、ちょっと多いかなと思い200gでお願いしました。

注文を告げると、ラム肉は既に完売してしまったとのこと。ひき肉で良ければ提供できるということで、それでお願いしました。その分400円→250円に値下げしてくれました♪

やはり、口樂のカレーは外せないということを私たちはもう既に知っています。

さて、しばらく待ってラーメンの着丼です。

具は、チャーシュー(豚、鶏)、海老、パプリカやタマネギの酢漬け、柴漬け、紫タマネギの微塵切り、キーマソース、ライムが添えられています。

スープは、蟹、ココナッツカレー、仕上げの海老油が垂らしてあります。

パクチーは麺にもライスにも使えるようにと別皿で提供されます。

そのラーメンを見たとき、一瞬釘付けとなり、それから激しく胸を揺さぶられました。彩の美しさに絶句しました。

器も冷やされていて、細部にまで一切妥協がありません。素人目に見ても、その工程の多さ、複雑さはラーメン店で出来る範疇を優に超えていました。

これだけの仕事をたった一人でやってのけたと思うと、胸に込み上げてくるものがあります。

どこからどう手を付けてよいのか少し戸惑いますが、まずはキーマソースを絡めた麺を頂いてみます。

 

そのままでもしっかりとした味付けが成されているように見えましたが、旨味はほぼ無く、スパイスの香りと仄かな苦みがありました。

そこで蟹のスープに浸してみると不思議です。蟹の濃密な味わい、ココナッツの甘味、それにキーマソースのスパイスが徐々に合わさり、味が組み立てられていきます。

それも、スープとキーマソースの比率に呼応するように、少しづつ少しづつ味の濃淡に変化がもたらされていきます。

”一連の流れを楽しむラーメン”と言っていた店主の思惑の一端が垣間見えた気がしました。しかし、それは、今回のラーメンの序の口でしかありませんでした。

スープの味の変化だけではありません。

トッピングの一つ一つにも余念がありません。2種類のチャーシューをはじめ、そのままでも食べることができるソフトシェルシュリンプは、もちろんそのままで十分に美味しいです。

 

味の変化をつけるためのパクチーを合わせると鮮烈な香草の香りが加わります。

野菜の酢漬けを加えると酸味が加わります。ライムの汁を絞ると爽快な柑橘系の”すっぱ味”が加わります。

この組み合わせだけでも何十通り、何百通りの味の組み合わせを楽しむことができます♪

あやうい均衡の下に潜むすさまじい可能性。ラーメンは巷に溢れているけれど、それらを何杯も食べるよりも、この一杯と思わせました。

さらに「ラム肉カレー」を注文していた場合は、ここからがクライマックスです。

残ったスープに、ラム肉とスパイスを合わせてカレーライスに仕上げてくれます。

残念ながら、私のは”ラム肉”を切らせてしまった代わりに”ひき肉”でしたが・・・。

レンゲでご飯とルーを掬いあげ口に運ぶと、鼓動が急に早くなり、背中から一気に汗が噴き出してきました。スパイスが効いています!

蟹も旨味とココナッツ、海老の風味にキーマのスパイス、ライス、これらがお皿の上で混然一体となって、見事に素材の魅力を引き立てていました。

8年間という過ぎ去った時間をたっぷりと吸い込んだラーメンとカレーにしばし酔いしれました。

このラーメンは、口樂の会心の一撃だと私は勝手に思っています。

人は言葉で嘘をつくことが出来ます。しかし、眼の光や体すべてで嘘をつくことは出来ません。

ふと店主を見やると、店主のこちらを見据える鋭い瞳は、有無を言わさぬ迫力に満ちていました。

満足度:★★★★★

【店舗情報】
店名:口樂
所在地:東京都八王子市下柚木2-9-11 シルキーパレスⅡ 1F
ジャンル:中華そば/その他
麺:手もみ自家製麺
最寄駅:京王線相模原線南大沢駅/京王堀之内駅
営業時間
(昼の部)11:30~14:30
(夜の部)18:00~21:00
定休日:火曜日
オープン日:2012年7月7日
駐車場:有り(4台)
禁煙・喫煙:完全禁煙
座席数:9席(カウンターのみ)
Twitter:https://twitter.com/ko_u_ra_ku
備考:「楽」ではなく「樂」。スパイス、ハーブ、辛系に定評。2020年の内装リニューアルを機に和やかな雰囲気に!

レスポンシブ

スポンサード リンク

-つけ麺, 京王相模原線南大沢駅周辺のラーメン, 限定ラーメン
-,

Copyright© 八王子のラーメンを食べ歩く会 , 2024 All Rights Reserved.