<2024年86杯目>
3度目の正直なるか・・・いや4度目か、いやいや5度目だったか・・・
”天才”の名をほしいままにしてきた「中華そば 鴨福」が、5月15日(大安)に新店舗をオープン!
鴨と軍鶏→鴨福→立川鴨福→間借り鴨福ときて、そして今回、満を持しての復活です。
場所は、小門町の踏切の近く、以前「ホープ軒」があったところ。
お店が目立ちにくく、あまり良い立地ではない。
専用の駐車場はないので、近くのコインPを利用します。
夜の部開始に合わせて向かうと店頭には、すでに15名程度の並びがありました。
ラーメンファンからの期待の高さが伺えます。
オープン初日なので、席数を5に絞っての営業です。
1時間20分ぐらい待って、ようやく店内へ。
個人的に「プリン」と「シフォンケーキ」が気になる。
オープン初日ということで、カウンター席には、お品書きが敷いてありました。
ざっと見てみても、店主のラーメンへの並々ならない拘りが感じられます。
特製やトッピング類などは、ほぼ売り切れていたので、「鴨の中華そば 醤油」と「奥久慈卵(温泉卵)」を注文です。
しばらく待って、ラーメンの着丼です。
具は、チャーシュー、メンマ、ラディッシュ、ネギ、三つ葉、など。
チャーシューは、ハンガリー産のマグレカナール、アグー豚のもも肉が乗ります。
直前に炭火で焼いてくれるので、肉汁がぎゅっと閉じ込められて、炭火の香ばしさもあり、絶品。
厳選された食材の旨みが際立つ、極上のおいしさ!
スープにも天然羅臼昆布、うるめ煮干し、合鴨、奥久慈しゃもなど、厳選された高級食材が使われています。
タレにも拘り、湯浅醤油など数種類の醤油をブレンドし、貝類や乾物などで旨味を詰め混んでいます。
一見して、しょっぱそうな色をしていますが、とてもまろい舌ざわりで、贅沢なほどの複雑な味が散りばめられています。
麺は、もち姫、さぬきの夢、セモリナ粉、を用いた自家製麺。
挟み込み3層構造になっていて、表面はモチモチ、中はアルデンテのようなコシのある麺です。
見ての通り、特殊な形状をしていて、口に入れるとその食感に驚かされる。
他では味わったことがない独特の食感が、堪らなく美味しかった。
ちなみに、醤油は平打ち麺、塩は太麺でのご提供となります。
「奥久慈卵(温泉卵)」は、そのまま食べても良いですし、すき焼きのように、麺を卵に浸して食べても美味しいです。
これだけ手間をかけて、食材に拘り抜いた品だと、一杯1,000円という価格は、相当お値打ち感があります。
普通のラーメンも、一杯1,000円近くなってきた昨今、この内容でこの価格は正直いって凄い!
とにかく個性的で革新的な発想のラーメンなので、いちど食べてみてほしい。
これを続けていくことが出来たら、もの凄いことが起こりそうな予感がします。
何度でも挑戦すればいい。
”神はひとつの扉を閉めても、1000の扉を開けてくれている。”
満足度:★★★★☆(4.5)
店名:中華そば 鴨福
所在地:東京都八王子市小門町5-3
ジャンル:鴨の中華そば
麺:自家製麺
最寄駅:JR八王子駅
営業時間:
(昼の部)11:00~15:00
(夜の部)18:00~20:00
定休日:日曜、祝日
オープン日:2024年5月15日
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:9(カウンター5、4人掛テーブル1)
X(旧Twitter):https://twitter.com/noodle_lucky
備考:作る側も食べる側もワクワクするらーめんを作りたい。ご来店頂いたお客様を笑顔にしたい。