「特製中華そば」１１００円＠ほっこり中華そば もつけ

＜２０２１年２１６杯目＞

緊急事態宣言発令に伴い、ただいま限定ラーメンを控えているため、久しぶりの訪問となりました。

「ほっこり中華そば もつけ」です。

だいぶ涼しくなってきたかなと思いましたが、そんなことはありませんでした。

八王子駅から歩いて、お店に着くころには暑さで汗ぐっしょりでした。

さて、券売機を確認です。

限定がないのでローテーションに沿って、レギュラーの（担々麺→つけ麺）ときたので、今回は”特製中華そば”を注文です。

先にお客さんが並んでいましたが、”代表待ち”ということで、先に店内へ入らせて頂きました。

”横入り”や”代表待ち”は人気店では、必ずといっていいほど起こる問題ですが、「もつけ」では店主や助手さんが、外の様子を絶えず気にかけて下さっているので、本当に助かります。

ただでさえ緊急事態宣言や酷暑で、みな苛立っているのに、余計なストレスを感じたくないですからね・・・。

席に着いて、程なくしてラーメンの着丼です。

具は、チャーシュー、メンマ、味玉、ワンタン、小松菜、ネギ、です。

”特製”トッピングとして、焼豚２枚、ワンタン３個、味玉１コが増量になっています。

見て下さい・・・

これだけ具材が”てんこもり”に乗っているのに、理路整然と綺麗に盛り付けられています。

思わず見惚れてしまい、食べてしまうのがもったいなく感じてしまう程。

店主の話では、しばらく来ない間に”中華そば”が、全体的にブラッシュアップされたとか♪

では、早速いただきます。

スープを啜ってみると、まず煮干しや節といった魚介系の風味がふわっと広がります。

無化調ならではの”まろみ”のあるスープは、優しく繊細な味わい。

しかし、そんな旨味の要素が幾重にも重なることで、スープに複雑さと厚みをもたらしていきます。

旨味の粒子が、まるで粉雪のように舌ぬ上に積もり積もって、やがて深い旨味の層が出来ていくかのように・・・

・・・何という優雅さと重厚さに満ち溢れているスープなのだろうか。

トッピングも作り込まれています。

チャーシューは、通常タイプと燻製タイプの２種類です。

肉肉しい歯ごたえのある弾力と、噛み締めるほどに溢れる肉の味、香り・・・すべてが美味しく心地よい！

ワンタンは、皮がはち切れそうになるほど餡が包んであります。口の中がもうハフハフです。

思わず顔がほころぶ♪

麺は、細麺のストレートです。

流れるように滑らかな麺は、スープとの相性も、啜り心地も抜群です。

食べ終わると、何とも言えない感動に包まれました。

何もかもが、すばらしかった。

何もかもが、あるべき姿を見せていた。

幸福がこぼれそうになるほど、丼ぶりを満たしていた。

満足度：★★★★★