<2021年73杯目>
今日は宿題だった町中華のお店「中華味自慢 てんつる」に行って来ました。
100m先は日野市ですが、ギリギリ八王子にあるお店です。
場所は、京王線「長沼駅」と「平山城址公園駅」のちょうど中間あたり。北野街道沿いにあります。
若干「平山城址公園駅」からの方が近いので、そこから500mぐらい離れたお店まで歩いて行きました。
車で行かれる場合は、店舗前に3~4台車を停められ専用駐車場があります。
創業は1971年頃だそうで、昭和の風情溢れるお店です。
店頭には懐かしさを感じる食品サンプルが並んでいました♪
店内に入ると、かなりご高齢の男性がお一人で切り盛りされていました。
足取りがおぼつかない様子です・・・。
店内は、25席とそこそこ広いです。
メニューは、カウンター席の上に貼られています。
今回は「天津めん」760円を注文です。
「半チャーハン」ぐらいがちょうど食べたいと思ったので、聞いたら、メニューにはありませんが作ってくれるとの事。
卓上調味料は、胡椒、しょうゆ、辣油、です。年季が入っています。
かなりご高齢ということもあって、注文してから随分と時間が経ってもなかなか料理が出て来ません。
厨房の方から音が聞こえなくなると、ひょっとして倒れているんじゃないかと心配になるほど。
実際、心配して2~3度、厨房内を覗きに行きました。
私の注文の調理の途中で、2人組のご夫婦がお店に入ってきました。
最初は「オムライスと餃子が食べたい!」とか二人でキャッキャと楽しそうに話していたのですが、店主が黙々と調理に専念しているので、10分ぐらい経った頃でしょうか、諦めてお店から出て行ってしまいました。
なぜか私が責任を感じて居た堪れない気持ちに・・・。
かなり時間がかかって、ようやくラーメンが出来上がったようです。
様子を見ていて、とても心配だったので「私が運びましょうか。」と申し出たのですが、「いいからいいから。」と言って譲りません。
お盆にラーメンと半チャーハンを乗せて、席まで運んで来てくれるのですが、足取りがおぼつかないですし、腕にも力が入っていません。
案の定、歩くたびに丼からラーメンのスープが、”びちゃびちゃ”と溢れ落ちていました。
”ちょろちょろ”とかじゃありません。本当にもう、”びちゃびちゃ”とです。
「ほら、言わんこっちゃない・・・。」と心の中で思いました。
天津麺は、蟹玉がラーメンの上に乗っかったラーメンです。
蟹玉は、具として、カニカマ、椎茸、タケノコ、ニンジン、などの野菜類を玉子でとじた一種の玉子焼き。
表面を覆うように、ドーンと蟹玉が乗っているので、見た目のインパクトがあります。
表面がカリッと焼かれているので、サクサクとして美味しいです。
スープは、やや薄味ですが、しっかりとした出汁が効いているので、さっぱりとしつつ、出汁の美味しさを楽しめます。
麺は、細麺で、少しウェーブがかっています。
町中華にありがちなとても柔らかい麺で、コシがなく、スルスルと啜れます。
半チャーハンは、やや塩気が強かったです。
スープが薄かったので、チャーハンと合わせて食べればプラスマイナスゼロだな、などと考えながら食べました。
次回訪問がいつになるのか分からないので、これが最後かもしれないなと思い、噛み締めながら最後までしっかりと頂きました。
満足度:★★★☆☆
【店舗情報】
店名:中華味自慢 てんつる
所在地:東京都八王子市長沼町60ー43
ジャンル:中華料理
麺:細縮れ麺
最寄駅:京王線平山城址公園駅
営業時間:
(昼の部)11:00~15:00
(夜の部)17:00~20:00
定休日:火曜日
オープン日:1971年頃
駐車場:店舗前に3~4台
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:25席(カウンター5席、4人掛×4、2人掛×2)
備考:店頭に商品サンプルが飾られている。