<2021年67杯目>
熊八を出て帰ろうとしたその時・・・ふいに目に飛び込んできた”ラーメン”の暖簾と幟!!
どこからどう見てもラーメン店。
こんなところにラーメン店なんてあったっけ?
未知のお店を見つけて興奮が収まらない。
何が一番興奮するかって、ひょっとしたらあの八王子ラーメンマスター大志氏すら知らないお店なんじゃない?ってこと。(笑)
ラーメンを既に一杯完食した直後でしたが、もちろん迷わず店内へ。
店内は、カウンターが2席、4人掛テーブルが2脚、とこじんまりとしたお店。
一言でいうと、居酒屋と中華料理店を合わせたようなお店です。
テーブル席では、常連らしきお客さんが2人で呑んでいました。
店主が私の入店に気づかないでいると、その常連らしきお客さんが「マスター」といって呼んでくれました。
お昼はサービス価格で通常よりも価格がお安くなるのですが、15時を少し回っていたので通常料金に。
メニューの中から今回は「チャーシューメン」670円を注文です。
それにしても後ろのテーブル席で呑んでいた常連客が、酔っぱらってうるさい事・・・。
多少ならともかく、ちょっと度が過ぎるなと思った瞬間、店主が「ちょっと静かにしなよ!」と一喝。
思わず心の中で”おお!”と思ったよね。
一見さんのために、常連さんを一喝できる人は、そうそういない。
一瞬静かになって、すぐにまた元通りになってしまったけど、正直ちょっと感動しました。
さて、しばらく待ってラーメンが運ばれてきました。
具は、チャーシュー、メンマ、もやし、ワカメ、ネギ、白ゴマ、が振ってあります。
チャーシューが個性的で、脂の乗ったバラロールチャーシューです。
手作りらしく、厚切りで幅が1センチぐらいあります。
脂身が多く、かなりこってりとしています。
スープは、煮込み汁で作ったような色んな味が染み込んだスープで、全体的に甘いです。
あまり好みの味ではなかったのですが、ほかでは味わったことのない個性的なスープです。
メンマも、調味料で味付けされています。
強烈に味付されていて、普通であればスープの味を壊してしまいそうですが、このラーメンのスープにならギリギリセーフかなという感じです。
麺は中細縮れ麺です。
モチモチとした食感の麺が、スープを優しく持ち上げてくれます。
いろいろとラーメンを食べ歩いてきましたが、ユニークな味わいのラーメンです。
食べ終わってお会計をしようとすると、15時をちょっと過ぎた程度での入店だったからか600円に負けてくれました。
なかなかの行動イケメン店主です。
聞けば、コロナの影響で、昨年から昼のラーメン営業を始めたそうです。(夜もラーメンの提供はあります。)
さらに、色々と聞いてみると、実は以前、近くで「まる真」という中華料理店を営んでいたそうです。
私は存じ上げませんでしたが、検索すると、ほとんどヒットしませんが、確かにありました。
もう知り尽くしたと思っていた八王子のラーメンですが、まだまだ未知のラーメンが眠っているようです。
満足度:★★★☆☆
【店舗情報】
店名:にこみ居酒屋 はせがわサン
所在地:東京都八王子市散田町3ー18ー5
ジャンル:居酒屋、ラーメン
麺:中細縮れ麺
最寄駅:JR西八王子駅(南口)
営業時間:
(通し営業)11:00~21:00(仮)
※元々の営業時間は17時~21時
※コロナの影響で2020年から昼営業(ラーメン)を始めた。
定休日:日祝、その他
オープン日:不明
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:10席(カウンター2席、4人掛テーブル席2)
備考:中華料理店「まる真」の元店主