<2020年139杯目>
今日は本日よりスタートした”塩”ラーメンを食べに「麺笑巧真」に行って来ました。
並ぶのが苦手なので混雑していたら面倒だなと思いましたが、昼2時ちょっと過ぎの訪問でスムーズに入れました♪
券売機を確認して、今回は当初の予定通りに「チャーシュー塩らーめん」950円を注文です。
巧真は券売機の表記やメニュー構成もシンプルに分かり易く好印象です。
さて、しばらく待ってラーメンの着丼です。
具は、チャーシューが4枚、メンマ、青ネギ、です。”チャーシューメン”でチャーシューが3枚プラスになるようです。
それにしても、低温調理されたチャーシューの桜色と見事な脂模様の美しいこと。
さらに、いわずもがな綺麗に整えられている麺線が美味しそうで、素晴らしい出来栄えです。
瞠目してラーメンを眺めていると、ラーメンの見た目というのは”味”以上にとても大事なのだと感じさせます。
静かに佇むスープは、有無を言わさぬ透明感に満ちていました。
一口、二口、おそるおそる舌にのせてみると、気高い煮干しの香りが口いっぱいに広がって鼻へと突き抜けました。
スープの表面には煮干し油が層を成しており、一口目に煮干しを強く勢いよく感じます。
しばらくして煮干しの風味を追いかけてくるように押し退けるように、今度は節系の風味が広がってきます。
醤油では動物系が強く主張されていましたが、塩はあくまで魚介系が主体になっています。
チャーシューはとろける様に柔らかく、華やかで上品な甘味があります。うっすらと程よい塩味のスープと合わさると、えも言われぬ美味しさです。
麺は、中細ストレート麺です。表面はモッチリと柔らかく、スープを纏ったときの啜り心地も良好です。
醤油も完成度が高かったですが、塩も甲乙つけがたい渾身の出来栄えだったと思います。
正直な話、塩だけでもお店を一つ立ち上げれそうなぐらいに完成されていました。
「美味しかったなぁ・・・」。私は、すっかり空っぽになった丼の底を見つめながら、独り言のように呟いていた。
満足度:★★★★☆
【店舗情報】
店名:麺笑巧真(メンショウ タクマ)
所在地:東京都八王子市明神町4-12-2
ジャンル:醤油ラーメン/塩ラーメン
麺:赤池製麺
最寄駅:京王線八王子駅
営業時間:
(昼の部)11:00~14:30
(夜の部)17:30~21:00
※土曜日、祝日は11:00~17:00
※2020年6月1日より営業時間変更
定休日:日曜日
オープン日:2020年5月7日
駐車場:なし(2軒隣りにコインPあり)
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:カウンターのみ10席
※オープン時は、5~6席に減らして営業
Twitter:https://twitter.com/1pRZjVne9rVNecH
備考:「菜光」跡地にオープン。実家は八王子ラーメンの老舗「吾衛門」。修業先は調布市の名店「柴崎亭」という生粋のサラブレット!