<2022年214杯目>
再現することは絶対に不可能と言われた、あのラーメンに挑戦する猛者が現れた・・・
その猛者の名、自称料理愛好家、かつ、元∨系バンド麺。
すなわち、”jing”。
もちろん、たった一人では、あれほどの驚異的なラーメンを再現することはおろか、近づくことすらままならないでしょう。
そこで強力な協力者”田中にぼる”氏の力を借りて(コラボ)挑戦です!
これは期待せずには居れません♪
さて、店内に入ると、ほぼ満席です。
jing氏の話では、過去最高のお客さんの入りだそうです。
(それはそうでしょう。)
まずは、メニュー表を確認します。
”あの日見た店のまぜそばの名前を僕達はまだ知らない。”
通称「あのまぜ。」
これはまた凄いネーミングをぶっ込んできましたね。(笑)
とりあえず、すべてを堪能したいので、漏れがないようにフルスペックで注文です。
しばらく待って、ラーメンの着丼です。
具は、チャーシュー、煮玉子、煮大根、海苔、ネギ、です。
チャーシューは、低温調理された豚チャーシューです。ピンクの色合いで、しっとりジューシーです。
そして、あのラーメンのアイデンティティーである”煮大根”。
大根のザクザクとした歯ごたえと、味の染み込んだ具合が絶妙で美味しい♪
ただ、あのラーメンでは薄口であったのが、こちらでは濃い口で仕上げているので、明確に異なります。
もっとも、あのラーメンと単純比較するというのは野暮ってものかもしれませんが、ここはしっかりと比較検証はしていきます。
そして、私が最も恋い焦がれていた、あの・・・煮玉子です。
何度も通い詰めた、あの味です。まぁ、見た瞬間に、程度は分かります。
パッカーン!
”若いですね。”(雪おとこさん談)
言い得て妙でしたね。
この煮玉子が、無垢な少女なら、あの煮玉子は、人生の修羅場をくぐり抜け、世の中の酸いも甘いも知り尽くした熟女のような貫禄があります。
スープ。あの超濃厚な豚骨煮干しをかなり再現しています。
・・・旨い!
これを味わうことができただけでも、十分すぎるぐらいに満足です。
「わさび丼」は、かつお節、岩海苔、ガリ、魚粉、わさび、が載っています。
スープを掛けて食べるのが最適解です。
わさびの辛さが良いですね。めちゃくちゃ旨いです。
〆は、「にぼ合え玉」を残ったスープにIN。
こちらは細麺なので、また違った趣の味わいになります。
再現度云々はともかく、あのラーメンの雰囲気を味わえただけでも、感無量でした。
誰もがビビって逃げ出してしまうような、難易度の高いミッションに果敢に挑戦してくださったjing氏には、感謝しかありません。
今度は、ラーメンにも挑戦してほしいですね。
もちろん、煮玉子は時間をたっぷりかけて・・・。
私は食べ終わると、思わず相撲の蹲踞の姿勢をとっていた。
満足度:★★★★☆
店名:らぁ麺 鶏と鳴く。
所在地:東京都八王子市明神町3-24-12フィシオ京王八王子1F(soup&smile LABO間借り営業)
ジャンル:鶏白湯ラーメン/限定
麺:田村製麺
最寄駅:京王線八王子駅/JR八王子駅北口
営業時間:
[土・日のみ]
(昼の部)11:30~15:00頃
※スープ切れ次第終了
定休日:なし
オープン日:2022年1月10日(プレ)
※オープン記念フォロワー限定20食:500円での提供。
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:カウンターのみ6席
Twitter:https://twitter.com/Galtzjing
備考:元V系バンド麺。自称料理愛好家。お会計は先払い。