<2023年158杯目>
「ほんとよ。ぜったい、おいしんだからあ。」
お店の前に並んでいるお客さんのひそひそ話が聞こえてくる・・・
そう、今日は”鴨ラーメン”の最高峰「鴨中華そば 楓」の二周年感謝祭なのだ。
特別なラーメンが、7月21日(金)~7月23日(日)の3日間、計300食限定で販売されます。
券売機を確認すると、「奄美黒ほろほろ鳥と紀州鴨の中華そば」が、2000円
「奄美黒ほろほろ鳥の親子丼」が、1200円
・・・なかなかのお値段
ちなみに、ほろほろ鳥はフランスでは”食肉の女王”として知られ、その肉質は柔らかく、旨味が濃いのが特徴です。
最高級食材であり、日本国内では生産が少なく、ほとんど手に入りません。
そういった理由から値段は張りますが、せっかくの機会なので、両方食べておきたいところです。
思わず財布の中を覗いては、持ち合わせが足りていることを確認すると、ホッと胸をなでおろしました。
店内には、お祝いのお花が飾られています。
ラーメンは、”醤油”か”塩”を選べるのですが、今回は”塩”にしました。
しばらく待って、ラーメンの着丼です。
トッピングは、紀州鴨ロースが2枚、ほろほろ鳥むね肉、豚肩ロース、九条葱、焼き葱、メンマ、です。
チャーシューを味わってみると、確かに、柔らかくジューシーで、旨味が濃い。
味がしっかりしており、癖もなく、その味は、とても洗練されています。
スープは、「奄美黒ほろほろ鳥」と「紀州鴨」を掛け合わせています。
抜群の旨味があり、上品かつ繊細な味わいです。
麺は、もち姫と春よ恋を使用した多加水の手もみ麺です。
最終日の23日は、先着50食分が、なんと、瀧谷慶二郎店長の手打ち麺を選べます!
大将の井ノ川氏いわく”努力の天才”なのだそうですが、実は、昨年の一周年はやむを得ない事情で不在でした。
そんなこともあってか、今日は、いつになく嬉しそうです♪
そういうことを考えながら食べる、店長の手もみ麺は、格別な味がしました。
そこそこお腹はいっぱいになりましたが、「奄美黒ほろほろ鳥の親子丼」も頂きます。
トロリと濃厚な黄身が溢れ、奄美黒ほろほろ鳥のもも肉を包み込むように絡まる。
濃厚な香りが舌に残ると同時に、肉の旨味が際立つ。
ラーメンも親子丼もさすがの逸品。
これだけの重厚感と風格に満ちた品々には滅多にお目にかかれないという印象。
ずっしりと心に残る。
満足度:★★★★★
店名:鴨中華そば 楓
ジャンル:鴨ラーメン/限定
麺:自家製麺(細麺、手もみ麺)
※「かため」の注文は出来ません。
所在地:東京都八王子市明神町3-24-12フィシオ京王八王子1F
最寄駅:京王線八王子駅
営業時間:
(昼の部)11:30~14:30
(夜の部)17:30~22:00
定休日:なし
駐車場:なし(近くにコインPあり)
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:23席(カウンター7席、4人掛テーブル×4)
※裏手に大将ラボ(カウンター6席)
オープン日:2021年7月21日
※栄えあるPPはチロルさん
HP:https://kaede.fan/
Twitter:https://twitter.com/kamochukaede
備考:らーめん楓の2号店。”「唯一無二の鴨体験を提供すること」が私たちの使命です。”