<2026年155杯目>
4年に一度のWCサッカーが始まる度に、Jリーグが開幕した当初、”私が生きている間に日本がWCで優勝する日が来るだろうか・・・”と胸を躍らせていたあの頃を思い出します。
年齢や体力的なことも考えると、たぶん、これが私の観るWCサッカー最後のチャンス!
いよいよ、明日から日本戦が始まりますが、祈るように応援したいと思います。
さて、決戦前日の景気づけに選んだお店は「口樂」。
「城山店」を閉め本店に一意専心、これからも素晴らしいラーメンを提供してくれるはずです。
お店に入ると、О氏と遭遇。
今回は限定「グリーンカレー担々つけ麺」を頂きます。
景気づけに、足せるものは足そうと”特製”を選んで豪華仕様にし、さらにお勧めされている「パクチー」「青唐バジル」も追加します。
もちろん、「〆の味変ごはん」も頂きます。
「特製グリーンカレー担々つけ麺」を目の前にした瞬間、思わず息を呑みました。
”今日はとにかく腹いっぱい食べたい。”そんな欲望を見透かしたかのような圧倒的な盛り込み具合。
チャーシュー、海老ハーブ団子、味玉が増量された“特製”仕様に加え、小松菜、らっきょう、ナルトまで彩り豊かに並び立ちます。
その様はどこか異様な凄味すら漂わせています。
低温調理されたチャーシューは、しっとりとした口当たりの中に上品な旨味を秘め、一口ごとに肉の甘みがじんわりと広がります。
一方の豚バラチャーシューは対照的。
噛むほどに脂の甘みと肉の旨味が溢れ出し、力強い存在感を放ちます。
異なる個性を持つ二枚看板が、この一杯の満足感を一気に押し上げています。
そして海老ハーブ団子がまた素晴らしい。
中には海老がまるごと入っており、噛んだ瞬間に弾けるようなプリプリ食感。
ふわりと立ち上るハーブの香りが心地よく、濃厚なスープの中で鮮やかなアクセントとなっています。
スープがまた凄くて、ひと言で表現することが難しいほど複雑で奥深い味わいです。
グリーンカレーのスパイシーな香り、担々麺由来のコク、そしてどこか優しい甘み。
それらが見事なバランスで共存しています。
まろやかなのに刺激的、濃厚なのに重たくない・・・レンゲを運ぶたびに新しい表情を見せてくれます。
そこへ自家製の手もみ麺を潜らせます。
艶やかな麺はプルプルと弾力に富み、スープをたっぷりまとって口の中へ。
ズズッと啜った瞬間、複雑な旨味と香りが一気に押し寄せ、まさに口の中はパラダイス。
幸福感が怒涛のように押し寄せます。
ここからは口樂劇場の開幕です。
パクチーと青唐バジルを投入して味変。
香草の清々しい風味が広がり、青唐バジルのフレッシュな香りと鮮烈な辛味が味覚を一変させます。
同じスープとは思えないほど印象が変化。
まさに口樂ワールド全開です。
さらに「〆の味変ごはん」。
ご飯の上にはチーズとスパイスが散りばめられ、残ったスープを注いでいただきます。
スープのペース配分を見誤り、残量はレンゲ一杯分ほどしかなかったですが、それでも十分でした。
チーズのまろやかさとスパイスの香りが加わり、最後の一口まで、しっかり旨い。
そのとき、一組のお客さんが入ってきた。
「両替してもらえますか?」
(ざわざわっ!)
女性店員さんが笑顔で答える。
「はーい!」
本当に当たり前のやり取りなのだけれど、なぜだろう。心の中で思わず拍手を送ってしまいました。
美味しい料理だけではなく、店に流れる空気や人の温かさまで含めて、実に満腹で満足な一杯でした。
満足度:★★★★★
【店舗情報】
店名:野猿口樂
所在地:東京都八王子市下柚木2-9-11 シルキーパレスⅡ 1F
ジャンル:中華そば/スパイス麻婆麺/限定
麺:手もみ自家製麺
最寄駅:京王線相模原線南大沢駅/京王堀之内駅
営業時間
(昼のみ)11:00~14:30
※稀に夜営業があります。
定休日:木曜日
オープン日:2012年7月7日
駐車場:有り(4台)
禁煙・喫煙:完全禁煙
座席数11席(カウンター9席、2人掛テーブル×1)
X:https://x.com/ko_u_ra_ku
備考:「楽」ではなく「樂」。スパイス、ハーブ、辛系に定評。2020年の内装リニューアルを機に和やかな雰囲気に!店頭に、冷凍自販機(ど冷えもん)あり。













