<2026年140杯目>
2026年5月30日、西八王子駅前に新しい担々麺のお店「濃厚担々麺 五香粉」がオープンしました。
公式X上の所在地をグーグルマップで検索すると、現「壱角家」の場所を指し示しますが、実際の所在地は微妙に異なり、以前「鶏白湯そば 界」のあった店舗になります。
営業時間は、(昼の部)11:00~15:00、(夜の部)17:00~21:00で、定休日は水曜日(一部火曜日)です。
お店に到着したのは、夜の8時を回ったところ。
お客さんは、前後含めて、ノーゲスです。
オープン初日ということを考えると、少し寂しい船出です。
店主に話を向けると、「商売の難しさを痛感しています・・・」と弱気な発言。
「開王」や「なぎちゃんラーメン」みたいなお店は特殊なだけで、無名なお店なんて、初日からわんさかお客さんなんて来ませんよね。
これから、これから!
さて、券売機を確認します。
とてもシンプルな構成ですね。
一択なので「濃厚担々麺」と「半ライス」を注文しました。
辛さや痺れなどは、卓上の唐辛子や花山椒などで、調整します。
しばらく待って、ラーメンの着丼です。
濃厚担々麺は、一口目から胡麻の風味が力強く押し寄せてきます。
スープはとろりとした粘度があり、濃厚そのもの。
一般的な担々麺に見られる刺激的な辛さは控えめで、むしろ胡麻のコクと旨味を前面に押し出した仕上がりです。
個人的には早い段階で唐辛子や花山椒を追加しましたが、それによって濃厚なスープの魅力がさらに引き立ちました。
具材は挽肉、刻み玉ネギ、豆苗など。
中でも印象的なのが挽肉です。
単なる肉味噌ではなく、甘辛いタレをしっかりと絡めてあり、これが濃厚なスープと絶妙に調和しています。
独学で研究を重ねたという店主の個性が感じられる部分であり、既存の担々麺とはひと味違うオリジナリティーを生み出しています。
さらに特徴的なのが、デフォルトで掛けられたマー油。
担々麺にマー油という組み合わせは決して一般的ではありませんが、これが実によく合います。
焦がしニンニク特有の香ばしさとほのかな苦味が加わることで、濃厚な胡麻スープに奥行きが生まれています。
随所に「こうしてみたい」という店主の探究心が見え隠れし、それがこの一杯の魅力になっています。
麺は、菅野製麺所の細ストレート麺を使用。
濃厚なスープがこれでもかというほど絡みつき、一口ごとに胡麻の旨味をたっぷりと運んできます。正直、想像以上の完成度です。
そして、この担々麺を食べるならライスはぜひ用意したいところ。
担々麺の残ったスープにライスを投入する“ドボン”は、見た目こそ決して上品ではありません。
むしろ汚らしさ満開です!
しかし、それを差し引いても余りあるほど、旨いのです。
むしろドボンするかしないかで満足度は大きく変わると言っても過言ではありません。
まだメニュー構成や接客など、ところどころに開業間もないお店らしい粗削りな部分は見受けられます。
しかし、その一方で秘めたポテンシャルは非常に高く、今後の成長が楽しみな一軒です。
厳しい時代が続くラーメン業界にあって、1年後、2年後にどのような担々麺へ進化しているのか期待せずにはいられません。
2026年八王子の新店部門におけるダークホースと呼ぶにふさわしい存在です。
満足度:★★★★☆
店名:濃厚担々麺 五香粉(ウーシャンフェン)
所在地:東京都八王子市千人町2-20-5
ジャンル:担々麺専門店
麺:菅野製麺
最寄駅:JR西八王子駅北口
営業時間:
(昼の部)11:00~15:00
(夜の部)17:00~21:00
※食材切れで早仕舞いの可能性があります。
定休日:水曜日(一部火曜日)
オープン日:2026年5月30日
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:カウンターのみ8席
X:https://x.com/5shanfun
備考:店主は、独学で担々麺を開発。”皆様に愛されるお店となれるよう頑張って参りますので何とぞ宜しくお願いいたします。”













