<2026年119杯目>
5月10日、11日の二日間
府中にある「中華蕎麦 ひら井」にて、5周年の限定営業が開催されました。
奇跡的に時間が取れたので、11日の月曜日に訪問しました。
ピークをずらして午後2時ごろに到着すると、店頭には30人程度の行列が出来ていました。
並ぶのが苦手ですが、ここまで来て断念するという選択は難しく、渋々並びます・・・
結局、100分近く並んで、ようやく店内へ。
先日、独立オープンした「松尾製麦」の松尾氏から、お祝いのお花が届いています。
券売機を確認します。
本日は、限定メニューのみの販売で、レギュラーメニューの販売はありません。
中から「塩つけ蕎麦2号国産豚増(並)」を注文しました。
ちなみに、今回の限定は、店主が世界一好きな某店の塩つけ麺を、ひら井らしく鶏豚牛を使用して表現したものです。
まず目を引くのは、艶やかで、存在感のある極太麺。
国産小麦にオーションを配合した麺は、レギュラーつけ蕎麦以上に力強く、小麦そのものの香りと重量感を前面に押し出しています。
噛めばむっちりとした弾力が返り、咀嚼するたびに濃厚な風味が広がります。
並盛でも茹で前250gというボリュームは伊達ではなく、食べ進めるほどに「麺を喰らう幸福感」が増していきます。
その剛麺を受け止めるスープも実に秀逸でした。
豚を主体に、鶏、牛の旨味を重ね、さらに背脂、鶏油、牛脂で乳化させた重厚なスープ。
そこへ貝出汁を効かせた塩ダレを合わせることで、濃密でありながら輪郭のはっきりした味わいを成立させています。
啜った瞬間、思わず“某店”を彷彿とさせるニュアンスを感じた人も少なくないはず。
しかし単なる模倣ではありません。
塩味の立たせ方が非常に巧みで、重たい素材を幾重にも使いながら、後味には不思議なキレがあります。
背脂の甘み、動物系のコク、貝出汁の余韻、それらが一体となって舌を包み込む感覚は見事です。
そして“国産豚増”を選ぶと、別皿で提供されるチャーシューが3枚。
味が十分にしみ込んでいて、肉の旨味もしっかり感じられる満足度の高い内容でした。
ただ、案内には「つけ汁の中にチャーシューが入ります」とあったものの、私のには確認できませんでした。
私の勘違いなのか、入れ忘れなのか、それとも仕様なのかは分かりません。
もし仮にノーマル仕様でチャーシューが一枚も無かったとしたら、1500円という価格を考えると、正直かなり寂しさを覚えたと思います。
それでも、この一杯が持つ完成度と熱量は確か。
麺、スープ、肉、塩味、それぞれが強烈な個性を放ちながら、一つの丼として見事に調和しています。
ラーメンは、いつどんなときも、私にとって最愛の存在。
その想いを改めて確信させてくれる、記憶に残る周年限定でした。
満足度:★★★★☆
店名:中華蕎麦 ひら井
所在地:東京都府中市栄町2丁目11‐7
ジャンル:中華蕎麦/つけ麺
麺:自家製麺
最寄駅:武蔵野線北府中駅/中央線府中駅(北口)
営業時間:
[平日]
(昼のみ)11:00~15:00
[土曜・日曜]
(昼のみ)11:00~17:00
定休日:火曜日
オープン日:2021年5月4日(プレオープン)
※栄えあるPPは、らーめんまん㊥氏
駐車場:なし(近くにコインPあり)
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:9席(カウンター7席、2人掛テーブル席×1)
X:https://x.com/tyukasoba_hirai
備考:TRY2021ー2022:新人大賞3位、つけ麺部門1位、とんこつ部門1位。食券先買い。野猿二郎で助手をしていた方の独立店。つけ蕎麦は麺少な目(180g)、半分(125g)に変更可能です。少な目・半分のお客様はトッピング1品(味玉・のり・九条ネギ)サービス致します。仕込みの都合上、金曜日は中華蕎麦のみ。










