<2026年117杯目>
どこに行こうか迷っていたところ「煮干し中華そば にぼ福」から、担々麺解放の告知がありました。
これは飛びついてしまいますね!
ちなみに、「煮干し中華そば にぼ福」は、先月の4月20日にオープンしたばかりの新店のはずなのですが、なぜか新店のような気がしないのは何故だろう・・・。
仕事終わりにお店に向かって、到着は夜の7時半ごろ。
行列こそありませんでしたが、店内は8割がた埋まっており、まずまずのお客さんの入りです。
当初の予定通り「担々麺」を”特製”で頂きます。
一口啜った瞬間、脳裏に突き刺さるのは、伊吹いりこを中心に幾重にも重ねられた煮干しの圧倒的な存在感。
舌の上に広がるのは、煮干し特有のビター感、わずかなえぐみ、そして荒々しいまでの旨味。
その輪郭は鋭く、力強く、どこまでも攻撃的だ。
まるで名店「嘉饌」を彷彿とさせるような、妥協なき煮干しの世界がそこにある。
しかし、この一杯の凄みは、ただ濃いだけでは終わらない。
表面を艶やかに覆う辣油が、濃密な煮干しスープに刺激を与え、重厚な旨味の奥に香ばしさと辛味の余韻を生み出していく。
三種類のチャーシューは、それぞれ異なる旨味と食感を持ち、一口ごとに表情を変える。
ウズラのまろやかさ、アーリーレッドの爽やかな辛味、ネギの清涼感が濃厚なスープに絶妙な抜け感を与え、最後まで飽きさせない。
そして何より、添えられた肉味噌の完成度が素晴らしい。
甘辛く凝縮された旨味は、ご飯と合わせれば、何杯でも食べ続けられそうな中毒性を秘めている。
合わせる麺は、自家製の中太麺。
もっちりとした弾力があり、粘度の高いスープをたっぷりと持ち上げる。
ここまで振り切った濃度になると、確かに人を選ぶかもしれない。
だが、この尖りこそが魅力だ。
万人受けに逃げず、常に妥協を許さず、勇気を振り絞って生み出された一杯。
その凶暴なまでの濃厚さこそ、味が極限まで凝縮された合図なのだ。
満足度:★★★★☆
店名:自家製麺 煮干し中華そば にぼ福
所在地:東京都八王子市小門町5-3
ジャンル:煮干しの中華そば
麺:自家製麺
最寄駅:JR八王子駅
営業時間:
(昼の部)11:00~14:30
(夜の部)18:00~20:00
※売り切れ次第終了
定休日:月曜、日曜
※祝日は不定
オープン日:2026年4月20日
駐車場:なし
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:10(カウンター4、2人掛テーブル×3)
X:https://x.com/homura20251006
備考:中華そば鴨福跡地で再スタート。
<ヒストリー>
2017年2月16日「鴨と軍鶏」(八王子)
→2018年1月9日「鴨だしらーめん鴨福」(八王子)
→2021年11月6日「鴨福」(立川)
→2022年5月16日「らーめん豚福」(立川)
→2022年6月5日「アンズノ木」(立川)
→2022年7月15日「アンズノ木」(八王子)
→2024年5月15日「中華そば 鴨福」(八王子)
→2025年10月6日「中華そば 炎」(八王子)
→2026年4月20日「煮干し中華そば にぼ福」(八王子)









