<2017年189杯目>
今日は2017年7月5日に移転オープンした「八王子ふんよう亭」に行って来ました。
荻窪にある「ふんよう亭」で修業したご主人が、札幌で「札幌ふんよう亭」として営業したのち八王子の本町にて同店名でオープンするも3か月で閉店。 その後1年半を経て満を持して移転オープンとなりました。
ちなみに、店名は統一感がなく私が確認しただけでも「札幌ふんよう亭」(店舗立て看板)、「中国菜館ふんよう亭」(アルバイト募集チラシ)、「八王子札幌ふんよう亭」(HP内記載)、など見かけましたが、当サイトでは一番表記の多かった「八王子ふんよう亭」を採用しています。
場所は甲州街道沿い明神町の五差路にあるスタ丼の裏側です。
お店に到着するとあまりに目立たないので、思わず通り過ぎそうになりました。
せめて「のぼり」でも立てるとかしないとパッと見で営業しているのかどうなのか分からない雰囲気です。
お店の入口には湯麺(タンメン)の写真やメニューが貼ってあります。
店内に入ると、牧歌的な雰囲気を併せ持つ店主(おじさん)が一人で切り盛りされていました。
座席はL字カウンターで長椅子なので詰めれば10名程度は座れそうですが、ゆったり座る事を考えたら7~8名ぐらいが適当でしょうか。
お座敷も4~10名ほどあるようです。
ちなみに、カウンター席中程にスタートレックのグッズが陳列されていますが奥さんの趣味なのだそうです♪
ランチメニュー(12時~14時)はタンメン650円、餃子350円のみなので、せっかくなので両方注文しました。
このラインナップだとせめてライスもあった方が良いなと思ったので、僭越ながら店主に意見として伝えておきました。
お水はポットが用意されていてセルフです。
卓上調味料は醤油、お酢、辣油です。
しばらく待って着丼です。
見た目は野菜たっぷりでオーソドックスなタンメンです。
スープを啜ると熱々で汗が噴き出してきます。
あまりタンメン自体を食べることが少ないので、多くを比較できませんが、塩味の鶏ガラスープで標準的なタンメンの味わいです。
強いて言えば、もう少し旨味が出ているとさらに良かったなと思いました。
麺は、ちゃんぽん麺を少し細くしたような中太麺で、北海道からわざわざ取り寄せて使用しているそうです。
柔らかい食感でコシの弱い麺でしたが、店主が言うには麺が伸び難いのが特徴なのだそうです。
餃子は6個入りで、表面がカリッと焼きあがっていて美味しそうです。
噛むと中からじゅわ~と汁が溢れ出てきます。
肉っ気がないので、野菜餃子だったかなと思わず表記を二度見してしまいました。
タンメン、餃子ともに惜しい出来栄えで、もうひと押し欲しいところでした。
最後にどうして「タンメン一本なのですか?」と訊くと、一人で切り盛りしているのでメニューを最小限に絞っているからだそうです。
さらに「特にタンメンに自信があるとか、思い入れがあるとかではないのですか?」と訊くと、そういうのは特にないそうです。
これからも心機一転頑張ってください。
満足度:★★☆☆☆
【店舗情報】
店名:八王子ふんよう亭
所在地:東京都八王子市明神町4-1-15小泉ビル101
ジャンル:中華料理と中国酒と焼酎
麺:北海道から直送
最寄駅:京王八王子駅/JR八王子駅北口
営業時間:
(昼の部)12:00~14:00
(夜の部)18:00~23:00
定休日:火曜日
オープン日:2017年7月5日オープン
駐車場:なし
禁煙・喫煙:喫煙可
座席数:14~20席(L字カウンター長椅子10名程度、お座敷4~10名)
HP:http://funnyoutei.web.fc2.com/
備考:荻窪「ふんよう亭」出身。札幌で20年⇒東京八王子に移転。ランチメニューはタンメン、餃子の2品。