こってり醤油ラーメン６５０円+超激辛チャレンジ！！：キャロライナ・リーパー（Ｗ）１００円＠元祖敏々亭 びんびん 西八王子店

＜２０１７年１４０杯目＞

今日はフォロワーさんから頂いた情報を元に、びんびん 西八王子店で限定開催されている超激辛チャレンジ！！トッピングキャロライナ・リーパーを試しに行ってきました。

西八王子近辺には辛いのが好きな外国人留学生などが多いからという理由で、今回の超激辛チャレンジは西八王子店限定の企画なのだそうです。

ところで、ご存知キャロライナ・リーパーとはギネスが認定している世界一辛いトウガラシです。
（つい先日、さらに辛いトウガラシが発見されたという記事を見たような気がしますが。）

トウガラシの辛さを測る単位としてスコヴィル値が用いられますが、キャロライナ・リーパーのスコヴィル値は何と約３００万スコヴィルに達するそうです。

３００万スコヴィルと言ってもピンと来ないと思うので、例を挙げると
・ピーマンに近いトウガラシ「シシトウ」：０～５００スコヴィル
・ピーマンよりトウガラシに近い「パプリカ」：５００～２５００スコヴィル
・日本の代表的なトウガラシ「鷹の爪」：４万～５万スコヴィル
・激辛トウガラシの火付け役「ハバネロ」：約４０万スコヴィル
・世界初の１００万超え「ブート・ジョロキア」約１００万スコヴィル
これらの数値を見るといかにキャロライナ・リーパーの３００万スコヴィルが想像を絶する辛さなのかがお分かりいただけるかと思います。

ぜんぜん分からないという声が聞こえてきそうなので、もう少し具体的にスコヴィル値に関して付言すると、そもそもスコヴィルとは砂糖水に溶かして辛味を感じなくなるまでの倍率を数値化したものだそうです。
つまり３００万スコヴィルであれば、砂糖水で３００万倍に薄めてようやく辛さを感じなくなる値と言う事になります。

計算すると1ｇのキャロライナリーパーがあったとすると、砂糖水３トンで薄めればようやく辛さを感じなくなるということです。（あってる？）

前置きが少し長くなりましたが、お店に入り店内を見回すと、ありました！

”超激辛チャレンジ！！
ギネス記録、世界一辛い唐辛子キャロライナ・リーパー限定入荷
トッピング１００円（追加無料）
※超激辛です。別皿でご提供致しますので調整して入れてください。”

あくまでトッピングなのでベースのラーメンを何にしようか迷いましたが、せっかくなので未食の「こってり醤油ラーメン」６５０円を注文です。

食券と現金で１００円を店員さんに渡すと、ニヤリとしながら「凄く辛いですよ。」と店員さん。
聞くところによると１日に数人の方が注文されるようですが、ほとんどの方が残されるのだとか・・・。

ふと厨房を覗くと何と驚きの光景が・・・
何と店員さんが生のキャロライナ・リーパー刻んでいました！
しかも、ゴーグル、手袋、マスクなしで・・・。Σ(ﾟДﾟ)
加工品が出てくると思っていたのでかなり驚きでした。

「提供直前に刻まないと辛さが逃げてしまうので。」という徹底ぶりには頭が下がります。
前述したような状況なので生のキャロライナ・リーパーが食べれる機会はそうはないと思います。

しばらく待ってキャロライナ・リーパーが小皿に乗せられて運ばれてきました。
量的には大さじ一杯分ぐらいでしょうか。

続いて「こってり醤油ラーメン」の着丼です。
一応説明しておくと、通常の八王子ラーメンに背脂が乗っているので”こってり”のようです。

ＰＯＰには”※超激辛です。別皿でご提供致しますので調整して入れてください。”
と書かれていましたが、どうせ全部入れるので一気に投入です！

ドドーン！！

刻まれたキャロライナリーパーを麺に絡めて啜ってみると、確かに激辛です。
そして、あたりまえですが生野菜特有の強烈な匂いがあります。

少し食べたところで、もうちょっと行けるかなと思い追加をお願いしました。
（ＰＯＰにあった”追加無料”の文言を見逃しません。）

すると「追加を頼まれた方はまだ一人も居ません」と店員さん。

まぁ、激辛チャレンジなんでその位のほうが張り合いがあります。

追加分も一気に投入して撹拌します。
この時点で”激辛”→”超激辛”に変貌したような気がします。

流石に超激辛だなと思いつつ麺と具を平らげ、スープまで完飲してドヤ顔しようと思っていたのですが、 スープを飲んでいる途中で来ました・・・
ボディーブローのようにダメージが蓄積していたようで、かなりキツくなってきました。

無理をすればスープまで完飲できたかもしれませんが、無理はせずにここでギブアップです。
（ラーメンは完食したので許してね。）

そんなわけで「びんびん 西八王子店の超激辛チャレンジ！！」を「超激辛ラーメン」として認定します！！
（エラそう・・・。）

ちなみに、いつまでやるか訊いたところ「材料が無くなるまで。」との回答でしたが、一方で「あまり出ないのでたくさん余ってる。」ともおっしゃっていたので、しばらくの間はやっていると思います。

満足度：★★★☆☆