<2020年102杯目>
今日は2020年5月7日にオープンしたラーメン店「麺笑巧真」に行って来ました。
オープン前から既に話題沸騰のお店です。
何が話題かというと、店主は何と!あの”八王子ラーメン”で有名な「吾衛門」のご子息。しかも、調布市の名店「柴崎亭」で研鑽を積んだというのだから話題になるのも当然です。
お店の場所は京王八王子駅近く、甲州街道沿いで、以前「菜光」というラーメン店が入って居た場所の跡地です。
専用の駐車場はありませんが、2軒隣の並びにコインパーキングがあります。
お店に着くと、話題になっているだけあって長蛇の行列が出来て居ました。こういう時期なので、しっかりとソーシャルディスタンスをとって並びます。
店頭には、お祝いのお花が多数飾られていました。
カウンターの後ろにも所狭しとお花が並びます。ここまで、多くの方から祝福されてのオープンは記憶にありません。
ちなみに、これでも多くの方からのお花のお申し出は、丁重にお断りしているそうです。
お店に入り券売機を確認します。
メニューは「醤油らーめん」「塩らーめん」の2種類。そこに各々”特製””ワンタン””チャーシュー”といった派生メニューがあります。
その他、焼豚丼、ランチごはん、ライス、半ライス、といったサイドメニューが並びます。
ちなみに「塩らーめん」は、オープン時にはまだ提供されておらず、6月以降の提供になるのだそうです。
「特製醤油らーめん」を注文しようかと思いましたが、初回なのでシンプルに「醤油らーめん」650円を注文しました。
ラーメン一杯1000円近くするのが当たり前になってきた昨今、650円の価格設定は安く感じますね!
お冷は、入口のところに給水器が設置されていてセルフです。
書き遅れましたが、給水器の上にアルコール除菌液が置いてあるので、入店の際にアルコール除菌出来るようになっています。
店内は、カウンターのみ10席程度座れるキャパシティーがあるのですが、こういう状況下なので席数を減らして、本日は6席での営業でした。
卓上調味料は、ブラックペッパーミルが一つ置かれています。
しばらく待ってラーメンの着丼です。
具は、チャーシュー、メンマ、薬味のネギです。麺が整然として丁寧に折りたたまれ、麺線がとても綺麗です。
スープは、やや濁りのある醤油スープ。鶏出汁が強く効いていて、ふくよかな旨味が別次元と思えるほどに厚みを成しており、口の中に優しく広がります。
表面に浮く油はネギ油で、スープに添えられた豊潤な香りが食欲を刺激します♪
具のチャーシューは、芯まで熱が入り切らないピンク色の状態です。厚みがあり、上質で適度な肉の弾力。噛むたびに肉の旨味が溢れるジューシーな味わいが秀逸です。
メンマはゴリゴリっとした歯応えで、脇役に甘んじることなくラーメンを側面から支える存在感があります。
麺は、赤池製麺のストレート麺。スルッとした口当たりの良さと、スープとマッチした小麦の香りが、よりスープを引き立てています。
色々と試した中で、こちらの麺に定まったそうです。ちなみに吾衛門も赤池製麺です。
途中、卓上のブラックペッパーを回し入れると、スープがキリッと引き締まります。凄く美味しいです。
食べ終わると、私の全身の細胞の一つ一つが喜びの雄叫びを上げているような、そんな気がしました。
私的には十分に満足できる完成度だと思いましたが、店主曰く、まだ80%ぐらいの完成度なのだそうです。
末恐ろしいのは、店主がまだ若く20代前半という事実・・・その才能は眩いばかりであり、疑いの余地はない。
ところで、甲州街道を挟んだ反対側の歩道から店主のお父様が、オープンの様子を優しい眼差しで見守っておられたことに気づいた人は、おそらく居ない。
満足度:★★★★☆
【店舗情報】
店名:麺笑巧真(メンショウ タクマ)
所在地:東京都八王子市明神町4-12-2
ジャンル:醤油ラーメン/塩ラーメン
麺:赤池製麺
最寄駅:京王線八王子駅
営業時間:
(昼の部)11:00~15:00
(夜の部)不明
※コロナ禍による影響により時短営業
定休日:日曜日
オープン日:2020年5月7日
駐車場:なし(2軒隣りにコインPあり)
禁煙・喫煙:禁煙
座席数:カウンターのみ10席
※オープン時は、5~6席に減らして営業
Twitter:https://twitter.com/1pRZjVne9rVNecH
備考:「菜光」跡地にオープン。実家は八王子ラーメンの老舗「吾衛門」。修業先は調布市の名店「柴崎亭」という生粋のサラブレット!